尾道の物語(尾道草紙)
吉野さんと尾道大学を訪ねたとき、作家の光原百合さんが毎年学生と作っている「尾道草紙」という本を頂いた。
彼女は学生に短い小説を書かせるときに、白紙の状態では何も生まれてこないことに気がつき、学生に尾道の街で好きなところ、気になるところなどを探し、そこから出来る物語を民話として書くことを勧めたところ非常にうまく行ったということである。
それって「文章表現400からのレッスン」という梅田卓夫の本に出ていることともよく似ている。きちんと自分の中身をそこにあるものに投影できると表現が飛躍的に生き生きとしてくる、ということだろう。
この本は、毎年出しているらしいけれど、文学科の学生が民話を、美術の学生がその挿絵を描くという風になっているらしく、学内の連携プロジェクトでもあるのだ。どちらもとても貴重な経験が出来る仕組みだと思う。
でも、街にいろんな磁力があるって言うことって,そういうことかもしれないね。
それは授業をする先生の側にとってもきわめて興味深いことのような気がする。そういうのを一度やりたいなあ,と思うのだけれど音楽の時間性、一回性のハードルが高いのである。いずれ挑戦しよう。
吉野さんと尾道大学を訪ねたとき、作家の光原百合さんが毎年学生と作っている「尾道草紙」という本を頂いた。
彼女は学生に短い小説を書かせるときに、白紙の状態では何も生まれてこないことに気がつき、学生に尾道の街で好きなところ、気になるところなどを探し、そこから出来る物語を民話として書くことを勧めたところ非常にうまく行ったということである。
それって「文章表現400からのレッスン」という梅田卓夫の本に出ていることともよく似ている。きちんと自分の中身をそこにあるものに投影できると表現が飛躍的に生き生きとしてくる、ということだろう。
この本は、毎年出しているらしいけれど、文学科の学生が民話を、美術の学生がその挿絵を描くという風になっているらしく、学内の連携プロジェクトでもあるのだ。どちらもとても貴重な経験が出来る仕組みだと思う。
でも、街にいろんな磁力があるって言うことって,そういうことかもしれないね。
それは授業をする先生の側にとってもきわめて興味深いことのような気がする。そういうのを一度やりたいなあ,と思うのだけれど音楽の時間性、一回性のハードルが高いのである。いずれ挑戦しよう。