NUUさんがいわきに来るのはもう6回目くらいだろうか。そして、地域に出ていってアウトリーチ的に演奏してもらうのももう3回目とかになる。アウトリーチ的なコンサートの一番の違いは「わざわざ聴きに来ている人でない」ということではないかと思う。当たり前だけれど。
今日は昨年も行った田人地区の小学生(4つの小学校を会わせても80名くらいしか居ないそうだ。4-6年生が居ない学校もあるとか)に田人第一小学校の体育館に集まってもらった。子どもの乗りが良く最初から暖まっているみたいだったのは、事前にヴィデオレターのやりとりがあり、またNUUさんの草野心平のCDで作った曲を事前に練習をしておいて頂いたおかげか。いわきの血には祭り好きの血が入っているとしか思えないのだけれど、1時間のプログラムは先生も含めて盛り上がって終わった。
草野心平は擬音を巧に使った詩人であり、擬音だけの曲があったりするが、それと、NUUさんの覚えやすい曲との相性は極めて良いみたいだ。私も5月に歌った歌をほとんど覚えていたし。子どもに歌ってもらうのには最適。ポニョなどとは違った意味合いがあるように思う。
しかし、なによりも感じたのは「なじんでいる」良さということ。NUUさんの身体とか精神とかが、田人やいわきという場所や来ている人たちとのインタラクティブな関係になじむことによって、そこに居ることが心地よい(違和感を感じない)という気持ちで立っているであろうことが判るような感じと言うべきだろうか。それが、単にはしゃいだだけでないいい関係が出来ていたのだと思う。
NUUさんは午前中は田人第一小学校の生徒とこんにゃく作りの体験もしたみたいだ。ちょっと嬉しかったのは、こんにゃく作りを歌にして(未完成品だろうが)即興的に聞かせてくれたこと。NUUさんという人の、曲が出来る瞬間というか経路というかを子どもの前でちょっと見せてくれたことは、軽い調子で語られたとはいえ、子どもにとって案外大きな体験だったはずだ。アーチストがそれをやるのは実はそれなりのストレスがあることを承知している(完成された物を見せるのが大事だと考えているだろうから)が、それも、なじんだからだろう。
そう言えば、いつも以上にNUUさんの身体が動いていたような気がする。
最後に子ども先生とみんなで記念撮影をして(平間さんが撮ってくれたのです)終了した。帰途が暖かい一日だった。
今日は昨年も行った田人地区の小学生(4つの小学校を会わせても80名くらいしか居ないそうだ。4-6年生が居ない学校もあるとか)に田人第一小学校の体育館に集まってもらった。子どもの乗りが良く最初から暖まっているみたいだったのは、事前にヴィデオレターのやりとりがあり、またNUUさんの草野心平のCDで作った曲を事前に練習をしておいて頂いたおかげか。いわきの血には祭り好きの血が入っているとしか思えないのだけれど、1時間のプログラムは先生も含めて盛り上がって終わった。
草野心平は擬音を巧に使った詩人であり、擬音だけの曲があったりするが、それと、NUUさんの覚えやすい曲との相性は極めて良いみたいだ。私も5月に歌った歌をほとんど覚えていたし。子どもに歌ってもらうのには最適。ポニョなどとは違った意味合いがあるように思う。
しかし、なによりも感じたのは「なじんでいる」良さということ。NUUさんの身体とか精神とかが、田人やいわきという場所や来ている人たちとのインタラクティブな関係になじむことによって、そこに居ることが心地よい(違和感を感じない)という気持ちで立っているであろうことが判るような感じと言うべきだろうか。それが、単にはしゃいだだけでないいい関係が出来ていたのだと思う。
NUUさんは午前中は田人第一小学校の生徒とこんにゃく作りの体験もしたみたいだ。ちょっと嬉しかったのは、こんにゃく作りを歌にして(未完成品だろうが)即興的に聞かせてくれたこと。NUUさんという人の、曲が出来る瞬間というか経路というかを子どもの前でちょっと見せてくれたことは、軽い調子で語られたとはいえ、子どもにとって案外大きな体験だったはずだ。アーチストがそれをやるのは実はそれなりのストレスがあることを承知している(完成された物を見せるのが大事だと考えているだろうから)が、それも、なじんだからだろう。
そう言えば、いつも以上にNUUさんの身体が動いていたような気がする。
最後に子ども先生とみんなで記念撮影をして(平間さんが撮ってくれたのです)終了した。帰途が暖かい一日だった。