フェルナンド・ベルダスコここにあり

2014年05月17日 | テニス
 錦織圭がヨーロッパのクレーシーズンで大活躍している。

 そんな流れもあって、このところテニスのサイトをあれこれのぞいていると、「すごいよな」「やっぱ、マイケル・チャンの影響がでかいんだろうね」「でも、ローラン・ギャロスは出られないかもよ」などと、テニス雀たちも大いに盛り上がっている。

 そんな中、「錦織圭 バルセロナ優勝」などで検索していたら、あるサイトでこんなデータが投稿されていた。

 バルセロナオープンの優勝者

2005 ラファエル・ナダル
2006 ラファエル・ナダル
2007 ラファエル・ナダル
2008 ラファエル・ナダル
2009 ラファエル・ナダル
2010 フェルナンド・ベルダスコ
2011 ラファエル・ナダル
2012 ラファエル・ナダル
2013 ラファエル・ナダル
2014 錦織圭

 うーん、あらためて見て、すごいもんである。ここに錦織圭の名前があるのもさることながら、ずらっと並んだナダルの名前。

 もっと言えば、これだけでなく、ナダルはクレーシーズンでは、モンテカルロでは怒濤の8連覇。ローマでも過去9年で8回決勝に進出して、そのうち7回優勝してるんだから、バルセロナの結果も特におどろくに当たらないところが、またすごい。

 それともうひとつ、2010年のところにポツンとあるフェルナンド・ベルダスコという名前が、なかなか味わい深い。

 ベルダスコ。いいなあ。こういう、いい感じで地味(といっても、フェルナンドは雑誌の表紙を飾るような男前だけど)な実力者というのは、玄人のテニスファン心をくすぐる。

 私はちょっと「クレーコーター萌え」なところがあり、こういう選手がちょこちょこ活躍しているのを見ると、「お、やってるな」と、なんだかうれしくなってしまうのだ。

 ナダル、ナダル、ナダルときてベルダスコ、またナダル、ナダルと来て、錦織圭。

 うーん、なんだかフェルナンドがいいアクセントになっているというか、何度見ても笑ってしまう。この表を貼りつけた人もまた、この「途中に一回ベルダスコ」というところが気に入ったのだろう。センスがいいなあ。

 と、なんのセンスなんだかいまいちよくわからないところに感心しているわけだが、ともかくもフレンチ・オープンはナダルに錦織君と、あとフェルナンド・ベルダスコにも注目ということだ。

 がんばれ、地味なクレーのスペシャリストたち!


コメント
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