■2月23・24日 大阪出張 北浜・高麗橋・道修町界隈を散策
朝9時ホテルをチェックアウト。
この日は、いつもの行き当たりバッタリのブラ旅ではなく、珍しく案内マップを持参。
マップは「大阪あそ歩マップ~粋なる哉、船場文化ここにあり!(証券街・北浜と日本最大の薬問屋・道修町)~。
この界隈は、なかなかいい建物が残っていて、今も現役で使われている。
新しい建物のデザインも洗練されたものが多く、文化度の高さがうかがえる街である。
ちなみに、2014年1月にも同じような場所を歩いています(2014/01/25のブログも見てください)。 ↓
https://blog.goo.ne.jp/shaku-ken/m/201401
このブログをアップしたあと、前のブログを見たら、ちょっとダブってました。
けっこう、同じことを書いてます。
成長がないというか、老人力が増しているということでお許しください。
▽堺筋通りにあった新井ビル(旧報徳銀行大阪支店)
設計:河合浩蔵(この建築家知りませんけどいい感じです)
▽黄色のタクシーとのコントラストがいいですね。偶然に撮れたものですが。
▽ここが本日のスタート地点「難波橋」。難波橋は別名ライオン橋と呼ばれています(マップに書いてありました)。
▽このライオンが見つめるのは五代さんの大阪証券取引所
▽五代友厚公銅像(ディーン藤岡さんが演じた朝ドラの人)
▽中之島公園(難波橋から撮影)
▽有名な北浜テラスは(夏、ここでビール飲んだら美味しいだろうな)
こういうテラスが川沿いのどんどんつながっていくといい。
▽川沿いにある北浜レトロビル
かつてこの建物が建つ川沿いの街区には証券取引業者の建築群が並んでいたようです。
▼開平小学校
▽今橋
この橋は、大坂の陣の絵図にも記載されているそうです。
江戸中期には両替商が並び、金融街が既に形成されていました。
▽隣りの高麗橋
大阪城と船場を結ぶ交通の要所。12の公儀橋の中でも最も格式が高いとのこと。
▽高麗橋下の緑地
▽再び堺筋に戻ってきました。堺筋線北浜駅入口です。
ここから薬のまち「道修町」(どしょうまち)です。
この町には製薬会社が集積しています。
▽小西儀助商店(薬種業を創業)。明治36年建築で国の重要文化財。
大通りにこういう建物が残っているというところがすごい。
▽道修町隣の平野町交差点で見つけた生駒ビルヂング。昭和5年建築。
エレベーションに表情があっていいな~。
復習です。道修町はどうしゅうまちではありません。『どしょうまち』です。
再び道修町(どしょうまち)に戻ってきました。
▽日本の薬祖神・少彦命と中国の医薬の神様・神農(しんのう)を祀っている「少彦名神社(すくなひこなじんじゃ)」です。
別名「神農(しんのう)さん」と呼ばれている。
薬の神として健康増進、交易の神として商売繁盛の神徳があるとされている。
▽かつて道修町の薬種問屋が疫病除薬として虎の頭の骨を配合した丸藥無料配布したことから、張り子の虎がお守りになっている。
▽棕櫚の木?が街並みにいいアクセントをつけています。
▽武田科学振興財団のビル
▽小城製薬(株)
▽飲んでむくみを取る「ムクトレール」。実に大坂っぽい。
▽田辺三菱製薬本社ビル えっ、田辺と三菱はいつの間にか合併していたんですね。知らなかった~~。
▽伏見町にあった浪花教会
▽名称不詳のレトレなビル。もちろんこれも現役です。
隣りが本吉兆(高麗橋吉兆)です。
▽新しいビルだがレトロ感のあるきれいなエレベーション。こういうデザインのビルは東京にはないな~。
▽こういうビルもあります。
▽大阪府立愛珠幼稚園。これが幼稚園?ちなみに3年前となんか周辺が違う気がする。こんなにキレイだったかなー??
▽発見!! 「緒方洪庵記念財団」が入る緒方ビル
北浜には緒方洪庵の『適塾』があります。洪庵先生に、村田蔵六とオランダおイネが学びました。
高麗橋を渡り島町で環境共生型住宅?見つけました。
▽普通の住宅でネズミ返しは珍しい。遊び心ですね。
▽このビルも面白いです。下に土蔵があります。
約1時間半のまち歩きでしたが、北浜周辺を散策するには半日はかかりそうです。
機会があったら、次回は「淀屋橋駅」、「肥後橋駅」周辺も歩いてみたい。