社会空間研究所 建築・まちづくり通信

社会空間研究所の所員が建築・まちづくりに関する情報等を気ままに綴ったブログです。
2007年6月からスタートしました。

ヒマラヤ通信その(12)(13)(14)

2014-05-07 09:35:54 | 観光

【ヒマラヤ通信(12)】

まだ、途中ですが、好評をいただいているクイズのこれまでの答え。

第1回は、「マサラテイ」でした。

覚えた車の名前は、マセラティで、間違えは、ランボルギーニです。

どちらも発音が悪く、相手に通じなかったので、恥は、かきませんでした。

紅茶の葉を煮出したものにミルクとマサラというスパイスを入れて飲みます。

独特の香があり、慣れるとクセになります。

第2回は、「入口や天井が低くて、立って歩けない」でした。

ネワールの伝統的な建築は、皆、階高が低く、ネワール人の背が低いのと、充分な建材が調達できなかったためと言う意見が、有力です。

私は、日本にも昔あった、階高で税金をかける制度があったのではないかと思っていたところ、王宮の階高も高いとはいえないので、税金説は撤回です。

第3回は、「持っていた日本語とネパール語の本で、日本語を教えていた」でした。

「指差し会話」と言う本を持っていたのを見つけて、逆にネパール語を指差して、日本語でどう発音するか聞かれ、一つ一つ発音して教えていたそうです。

その間は、他の旅行者は素通り、出発時間を気にすると、大丈夫だと言い、実際、大分遅れて出発した。

第4回は、「ヒンズー教のシバ神の聖地であり、登山が禁止されている」でした。

Wikipediaによると1959年に英国隊の遠征があったが、登頂しないとの条件に従って、頂上アタックは、されていないという。

【ヒマラヤ通信(13)】

雨を連れて来たのは誰か?

こちらに来てから、ほとんど、毎日のように雨がふる。

そろそろ、雨期になるので、仕方ないが、それにしても良く降る。一度降ると排水設備が整っていないので、道がすぐに川のようになる。

これから、結婚式のパーティーに行こうと言うのに、川では、出かけられない。この時ばかりは、車もオートバイも数が少なく、静かになる。

停電で薄暗い宿のロビーで雨を見ながら、止むのを待っている。

何もできない。

それにしても、私がこちらに来る前は、雨が数ヶ月も降らずに雨ごいの儀式までしたというのに、巫より強い雨男がいるのかしら。

雨に関するクイズです。

排水設備の悪いパタンでは、雨が降るとすぐに道路が川のようになります。

そこで、住民はある工夫で、防衛しています。さて、何でしょうか。

①川になった道を人が渡れるように臨時の橋が用意されている。

②道が川になった時に家の中に水が入ってこないように道路より、入口が高くなっている③雨水が下の地区に流れないように、ところどころに、ダムが造られている

〖ヒント:インフラはほとんど整備されていないので、自己防衛している〗

ヒマラヤ通信も今回が最後となりました。続きは、日本に帰ってからのお楽しみに

【ヒマラヤ通信(14)】

クイズの答えです。

全て終わってから帰るように、

その10の答えは、「お子様ランチのプレートのように仕切りがある」でした。

その11の答えは、「道が川になった時に家の中に水が入ってこないように、
道路より入り口が高くなっている。」でした。

パタンは、王宮広場から道が放射状にはしり、旧市街地をとりまく畑が低くなっています。

このため、放射状の道により多くの水が集まりここが川になります。

もし、歩いていて、雨に降られたら、道路と入り口の高さの差が大きいほど、水の流れる量が多いので、ここを避けて歩くことをおすすめします。

 

コメント (6)
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