相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

江戸三箇寺の一つ「萬年山青松禅寺」

2023-12-26 07:25:27 | 寺院
港区愛宕に江戸府内の曹洞宗の寺院を統括した江戸三箇寺の一つ「萬年山青松禅寺」は鎮座している。文明8年(1476)太田道灌が雲岡舜徳を招聘して創建。当初、武蔵国貝塚(千代田区麹町周辺)にあったが徳川家康による江戸城拡張に際して当地へ移転した。移転後も長く「江戸貝塚の青松寺」と称され、長州藩、土佐藩、津和野藩などが江戸で藩主や家臣が死去した際の菩提寺として利用された。本尊は釈迦牟尼如来。神谷駅傍301号線日比谷方向左側に見上げるほど高く大きく立派な四天王像(広目天、持国天、増長天、多聞天)配した「山門」より入山すると「中門」がある。手入れの行き届いた美しい境内正面に構えられた「本堂」がある。本堂右に庫裡と「観音聖堂」、左に「坐禅堂」、その奥に「千里社稲荷」と「智正庵」がある。かつて「獅子窟学寮」を擁し、明治初期曹洞宗大学林専門本校開校、翌年泉岳寺学寮、吉祥寺学寮「旃檀林」と統合し、今日の「駒澤大学」へと発展した。(2312)
 
 
 
 
 


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