相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

明治期には役所も置かれた「龍淵山天応院」

2020-11-18 13:44:14 | 寺院
原当麻駅近くに栃木県佐野の天應院が興りとされる曹洞宗寺院「龍淵山天応院」はある。明応4年(1495)季雲禅師が開山。当地を所領していた北条氏照の娘貞心尼が中興開基。創建(伝)は慶長元年(1596)。本尊は虚空蔵菩薩(十一面観音)。慶安3年(1650)に9石7斗の朱印を拝領、徳川家光の養育役の青山忠俊が再中興、その墓所も境内一画にある。明治6年管内区画改正時、県内が20区の下に185の番組が置かれ、相模原は20組に属した時の役所が当寺に設置された。寺号標(表門)の先に両脇には雷神、風神像を配した「山門」を抜けると紅葉し始めた石畳の参道、その両脇の幾つもの石碑が建てられている。その先に6年前に完成した入り母屋造りの「本堂」と「庫裏」、「客殿」、本堂前に「道元禅師像」左に下溝より移築した「薬師堂」がある。最近六体の「南無六道能化地蔵菩薩」も造られた。当寺は磯部の「能徳禅寺」を擁している。また「武相四十八ヶ所観音霊場32番」、「関東九十一薬師霊場19番」の札所でもある。(2011)
 
 
 
 
 
 

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