相模原の代表的な伝統行事の一つであり、5月の一大イベントである「日本一相模の大凧まつり」が今日(5/4)と明日(5/5)の2日間、新磯地区の「新戸」、「上磯部」、「下磯部」、「勝坂」の4会場で開催される。相模の大凧揚げは新磯地区に伝わる風俗慣習で、もとは5月の節句の際に男児誕生を祝うもので、江戸時代の天保年間(1830年頃)より継承されている相模原が日本に誇るお祭りである。昨年の観客数は4会場/2日間で16万人を超えた。相模太夫が目指した新戸会場には20~30の露店が並び、どこも長蛇の列の賑わいである。相模の大凧の中で「新戸の凧」が最も大きく14.5m四方、128畳、約1トンという日本一の大きさを誇る。薫風の青空、快晴のもと10時「開会式」の後、100人近い引手が引き綱を手にスタンバイ、11時過ぎいよいよ今年の題字「翆風」が書かれた「八間凧」の第一回目の挑戦が始まった。頭を擡げたが浮揚せず失敗、着地時親骨か枡骨を折ってしまう。修復に1時間、12時過ぎ2回目再挑戦、風に煽られ失敗、再度親骨か枡骨を折り、貼り紙も破けてしまう。再々修復に1時間弱かかり、2時30頃3回目のチャレンジとなった。今度は見事に揚がった。瞬間、会場からは歓声が上がり拍手喝采。90秒間の遊泳、喜びも束の間またしても落下、親骨か枡骨を折って着地。今年はどうも調子が悪そうである。今日はあきらめ明日に期待するしかなさそうである。(1805)
開会式
会場全体と修復模様
会場マップ
第一回目
第二回目
第三回目
勝坂会場
開会式
会場全体と修復模様
会場マップ
第一回目
第二回目
第三回目
勝坂会場