今日のしんぶん赤旗には、「また『赤旗』に抜かれてしまった」の見出しで、自民党パーティ券事件を報じていますので、紹介します。
「また『赤旗』に抜かれてしまった」
自民パ―券・裏金事件
テレビも注目
「また『赤旗』に抜かれてしまった」ー。政権に近いジャーナリストとして知られている田崎史郎氏が26日の朝日系「羽鳥慎一モーニングショウ」でそう嘆くほど、自民党派閥の政治資金パーティーをめぐる裏金疑惑で追及のきっかけとなった「しんぶん赤旗」が注目されています。
「新たに浮上した”疑惑の方程式”とは?」とした同番組。「購入者数ねつ造疑惑の方程式」と特報した「しんぶん赤旗」日曜版の12月24日号を紹介。日刊紙25日付1面の紙面も示し、安倍派の2017年から22年までのパーティについて、収入を2万円で割った販売数(推計)に「0・675」をかけた数字が毎年の購入者になっていることに、「こんなことがあるのか」と疑問を投げかけました。
日曜版の山本豊彦編集長の「(政治資金報告書の)1部だけがおかしいということではなく、収支報告書自体がもともとめちゃくちゃということ」という指摘も紹介。元検事の亀井正貴弁護士は、「政治資金規正法をまもろうという意識がないのではないか」と批判しました。
19日の同番組では、コメンテーターの玉川徹氏が「今回の自民党の派閥の政治資金パーティ券、キックバック問題を表面化したのは、最初に『赤旗』がやったんですよ。『赤旗』が書いて、それと連携をとって、大学の先生(上脇博之・神戸学院大学教授)が寝る間を惜しんで調べたから明らかになった」と話しました。
インターネット番組「ABEMA的ニュースショー」(17日放送)は「自民党にとっては不都合な事実をさらされる、まさに”赤旗砲”なる存在”として山本編集長にインタビューしました。