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菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

怪文書「疑惑の道路づくり」の発行者が、「訂正・謝罪」を拒否

2021年03月04日 19時57分18秒 | 議員活動
 私は先週、市役所内をあるいていると、「菊池議員、こんな文書が、市内にありました」とそのチラシを見せられました。
 そのチラシは、「発行者の記名はなく」、「疑惑の道路つくり 不可解な市役所の対応 議会虚偽答弁、市長の指示か?」の見出しでA4判の紙に、さらに「市長と議会は一体」とか、「現在、県が工事差し止め中。市には、差し止めの意思なし?」など、いろいろ書いてあります。
 この文書は、無記名で、あること、ないことが憶測で、個人名も出して中傷してあります。
 
 これは、このまま放っておいてはいけないと判断し、まず、だれが書いたかを特定しなければなりません。そこで、私は、3月2日の文教厚生委員会の休憩中、6番議員に、「この文書はあなたが書いたのですか」と聞くと、あっさり認めました。

 そこで、3月4日朝、次のような文書をまとめ、議長に提出しておき、今日の議会全員協議会で読み上げました。

・・・・・・・・・・・
                      2021年3月4日
桜川市議会議長 小高友徳 様
 「疑惑の道路づくり」文書作成者へ、訂正と謝罪を求めます
 10番 菊池伸浩

「疑惑の道路つくり 不可解な市役所の対応 議会虚偽答弁、市長の指示か?」の見出しの文書を、市役所職員から手に入れました。これは、文書を書いた名前が抜けていましたが、3月2日の文教・厚生常任委員会で、6番議員に、「あなたが書いた文書」ですかと聞いたところ、その事実を認めました。

 この議会全員協議会で、私が問題にしたいのは、私が関与している部分を、このまま見過ごしてはいけないと考えたからです。少なくとも議会人たる者、文書を出す場合は、責任をもったものを出していただきたいからです。

問題点を2つ挙げます。
一つは、「疑惑の道路つくり」は、「市長と議会は一体」で進めていると書いてあることです。私は、昨年12月議会でも、この山林伐採を、一般質問で取りあげ、問題にした人間です。「議会のチェック機能不全」と書かれるのは、私に対する侮辱です。このような文書は、取り消していただきたい。

二つは、「現在、県が差し止め中。市には差し止めの意思なし?」と書いてあることです。私は生活環境課にも、この伐採が行なわれた直後から顔をだし、県廃棄物対策課と環境対策課が綿密に連絡をとり、問題視していたことを知っています。それなのに、「市は差し止めの意思なし?」と書くなんて信じられません。

少なくともこの二つについては、間違った記載ですので、この場で、訂正をお願いしたい。

・・・・・・・・・・
 6番議員は「あっさり」自分が書いたものであることは認めました。しかし弁明するのです。
 「確かに、キクチさんは、12月議会で質問したが、それを反対とはいえない」と。

 また、私が「『市長が指示?』と書いてあるが、それを証明できるのか」というと、「?」が付いているから、断定していない。「そう思ったから書いたのであって、それは表現の自由の範囲である」と言うのです。

 さらには、個人名を書かれた経済部長が発言を求め、「心外だと」と怒りの発言をしましたが、6番議員は意に介しません。
 
 そのまま、全員協議会は混乱のなか、流れ解散という形になってしまいました。

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