お正月のテレビ番組も、「おもしろ、おかしい」お笑い番組も、あまり興味を持たなくなった。私が、集中してみたのは、NHKでやっている将棋、囲碁番組です。
昨日は、NHKテレビ将棋が始まって70年ということで、70年の歴史のなかで、一番このトーナメントに出場回数が多い、レジェンド・加藤一二三九段が選んだ「ベスト10局」を2時間の枠のなかで、紹介していた。
私が見た中では一番印象に残っているのは、羽生善治五段(当時)のNHKテレビでデビュー戦である。相手は加藤一二三九段。解説は米長九段。ここで、羽生五段からすごい手がでた。聞き手のアナウンサーから「オッ!オッ!オッ!」という声がでた。米長九段もすぐには説明できない。加藤一二三九段は、困ったときに出る、「から咳」が、「ゴッホ!ゴッホ!ゴッホ!」と何回も聞こえる。80手にも満たない短期決戦であった。この勝負を、加藤一二三九段は一番でなく、二番に上げていた。一番に上げたのは、自分の勝った勝負であった。羽生善治九段は、最盛時には、5期連続で優勝している。50人のトーナメントであるから、1年間で4勝が必要である。つまり、トーナメント戦で20連勝しているのである。
残念ながら、藤井聡太七段は、持ち時間の短い勝負は、やや苦手なようである。NHKのインタビューには、「持ち時間の使い方が良くない」と答えている。テレビを見てる私には、持ち時間10分、考慮時間1分ごとに10回も長く感じられるが・・・・・・・。
しかし、この番組は、将棋の一番の面白み、最期の詰めの緊張感を知ることができて、一番充実したテレビ番組であった。
昨日は、NHKテレビ将棋が始まって70年ということで、70年の歴史のなかで、一番このトーナメントに出場回数が多い、レジェンド・加藤一二三九段が選んだ「ベスト10局」を2時間の枠のなかで、紹介していた。
私が見た中では一番印象に残っているのは、羽生善治五段(当時)のNHKテレビでデビュー戦である。相手は加藤一二三九段。解説は米長九段。ここで、羽生五段からすごい手がでた。聞き手のアナウンサーから「オッ!オッ!オッ!」という声がでた。米長九段もすぐには説明できない。加藤一二三九段は、困ったときに出る、「から咳」が、「ゴッホ!ゴッホ!ゴッホ!」と何回も聞こえる。80手にも満たない短期決戦であった。この勝負を、加藤一二三九段は一番でなく、二番に上げていた。一番に上げたのは、自分の勝った勝負であった。羽生善治九段は、最盛時には、5期連続で優勝している。50人のトーナメントであるから、1年間で4勝が必要である。つまり、トーナメント戦で20連勝しているのである。
残念ながら、藤井聡太七段は、持ち時間の短い勝負は、やや苦手なようである。NHKのインタビューには、「持ち時間の使い方が良くない」と答えている。テレビを見てる私には、持ち時間10分、考慮時間1分ごとに10回も長く感じられるが・・・・・・・。
しかし、この番組は、将棋の一番の面白み、最期の詰めの緊張感を知ることができて、一番充実したテレビ番組であった。