私は小さいときは、「悪い」ヒットラーが独裁国家をつくった時、暴力的につくったと誤解をしていた時期がありました。
しかし、よく勉強してみると、そうではありませんでした。
ヒットラーは、選挙で多数をとって、「国民からえらばれて」首相になったのです。その一番のきっかけは、「共産党が国会に火を放った」というデマでした。
そうして、共産党排除に成功したヒットラーは、最後には自由を叫ぶリベラルの排除にまで成功して、独裁国家をつくったのです。
今、「希望の党」の党首は、いきなり、民進党の「リベラル」の選別・排除を、臆面もなく、テレビで話しています。
こんな怖いことが、今、現実に起こっているのです。
お笑いの爆笑問題の太田光氏は、「希望の党」ではなく、「欲望の党」ではないかと言ってましたが、その通りです。
「都知事もやりたい」「総理大臣もやりたい」-こんな欲望の塊の人が、なぜ人気があるのか、私にはわからない。