昨日から、高杉良著「不撓不屈」を読み始めたら、たまらなくなって、一気によんでしまいました。
高杉氏の経済小説は、実名小説である。この主人公は、栃木出身の計理士・飯塚毅氏が、脱税指導をしたとして、税務官僚との闘いを描いた実話です。いわゆる飯塚事件といわれているそうです。私より15年前のころですので、私には記憶がありません。
しかし、知っている名前(渡辺美智雄代議士、戸叶代議士など、記憶にある名前が実名ででてくるので、迫力満点です。
税務調査にはいる大蔵官僚の「官僚の意地」と「計理士・飯塚毅」の闘いを実名で描いてあるのですから、スリルもあります。
私は、簿記などの方面には疎いのですが、勉強になった1冊です。
お勧めです。