菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

「首相会見 科学的根拠ない」NHK日曜討論、小池書記局長が主張

2020年03月02日 10時44分28秒 | 仮説関連
 昨日のNHK日曜討論で、日本共産党・小池晃書記局長は、新型コロナウイルスへの対応などで各党参院代表と討論し、安倍晋三首相が全国の小中高校、特別支援学校の一律休校などについて説明した2月29日の記者会見について、「科学的根拠も具体的な支援策も示されなかった批判し、「今、必要なのはきちんとした財源を伴う具体策だ」と主張しました。
 その内容を紹介します。

首相会見 科学的根拠ない
 財源を伴う具体策こそ
 新型コロナ 小池書記局長が主張


 小池氏は、全国一律休校について、感染が広がっていない地域まで含めてなぜ全国なのか科学的・合理的な根拠がまったく示されなかったと述べ、「ただ『ご理解』といわれても理解できるはずがない」と強調。一律休校というやり方を撤回して、各自治体の判断に委ねて、現場の対応を国が財政的に支援するやり方に改めるよう主張しました。

 また国の具体的な支援策も示されず、第2弾の緊急対策もこれから10日間もかけて考えるというだけだと批判。「いま必要なのは言葉だけの決意ではない。財源をともなう具体的な医療体制、検査体制、休業補償などを示すことだ」と語りました。

 今週から始まる参院での2020年度予算案審議について、自民党の世耕弘成参院幹事長が「建設的な議論」や予算の早期通過などを各党に呼びかけたのに対し、小池氏は予算案には新型コロナ対策費が1円も計上されていないことや、新型コロナの感染拡大に対応するため、野党が衆院で組み替え提案をしても、与党は聴く耳をもたず否決したことを指摘。国会で政府の対応を検証するため、予算委員会に専門家を招致してきちんと議論する場をつくることを主張しました。

 また、首相の「桜を見る会」私物化や検察官の定年延長問題などで、安倍首相が言ったことを取り繕うために虚偽答弁が相次いでいることを指摘し「こういう政府が新型コロナの問題で大事なことを言っても、国民は信じられない。政治に対する国民の信頼を取り戻す議論を徹底的にやりたい」と表明しました。

 
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