今日の茨城新聞桜川市に、【桜川市に「青木堰報徳会」が設立】したとの記事が出ています。紹介します。
二宮尊徳の功績顕彰
桜川で市民団体設立
江戸時代の天保年間、荒廃していた青木村(現桜川市青木)の立て直しを指導した農政家、二宮尊徳の功績を検証しようと24日、市民団体「青木堰報徳会」が設立された。地元住民が青木農村集落センターに集まり、尊徳の偉業を語り継いでいくことを誓った。
尊徳は、壊れたまま放置されていた青木堰の再建工事を指導し、水不足や農家の離散が相次いでいた村を立て直したとされている。
同会は今後、神奈川県秦野市で開かれる「全国報徳サミット秦野市大会」への参加や地元に残る顕彰碑の管理、尊徳の思想を学ぶ学習会を行う。
会員は50~80代の地元住民37人。会長に就任した大関隆司さん(77)は「二宮尊徳の偉業を学び地域や後継者に伝えることで、桜川市の発展に少しでも役立てたい」と話しました。
(滝明沙華)
注)会長に就任した大関隆司氏は、高校の農業科の教員で、猿島農業高校の校長を務めた方です。