菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

さくらがわ市議会だよりNo37について

2014年12月16日 09時21分12秒 | 議員活動
10月決算議会の報告が書かれた「さくらがわ市議会だよりNo37」がお手元に届いたでしょうか。4ページから5ページにわたって書かれた、「子ども・子育て支援新制度について」の質問は、私が行ったものです。
 この条例は、A4判49ページにわたって、詳細にかかれた条例で、議員では、ちゃんと読み込んできたのは、私1人といっていいものです。
 私も、この条例を、頭から読み込んでいたのでは、まったく理解できませんでした。
 そこで、他市の審議状況をHPでしらべたり、共産党の文献を読んでみますと、その問題点があきらかになってきたのです。
 
 問題は、その問題点だけ追及しても、聞いている人には、なかなか理解できないものです。
 そこで、担当部長に、あらかじめ、質問する項目を10項目通告しておき、丁寧な答弁を求めました。
 その中で、この条例の持つ、問題点(保育制度の質の低下をもたらすことなど)を浮き上がらせようとしたものです。
 1つは、読んでこなかった議員の方にも、問題点があることだけは、わかってほしいこと。
 2つは、議会だよりをお読みになる市民の方、とくに保育関係者に、問題点があることをわかってほしいためです。
 
 条例審議の休憩中、他議員からも、保育園に直接予算を渡すのではなく(法律では運営費補助という)、保護者個人に、現金を渡すという方式では、事務手続きも大変だし、自分で使ってしまう親もいるよね、どと問題点を口にする議員も、多くいました。
 しかし、この条例を可決しないと、執行部は、来年度の措置がとれないというのも事実です。
 結局は、私1人の反対で、この条例は可決されました。
 しかし、消費税10%条項がありますので、来年度の実施はされません。

 じっくりと、お読みくだされば、幸いです。
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2ヶ月ぶりに母を見舞う | トップ | 笠間市議選挙の結果を分析し... »
最新の画像もっと見る

議員活動」カテゴリの最新記事