菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

「萩生田氏と教育勅語」前川喜平氏の指摘

2019年09月22日 08時45分39秒 | 日々の雑感
 先週に引き続いて、元文部次官の前川喜平氏は、萩生田問題を東京新聞本音のコラム欄に書いている。分かり易いので紹介したい。

 萩生田氏と教育勅語

   前川喜平

 萩生田光一文部科学大臣は議員会館の事務所に教育勅語の掛け軸を掛けていた。就任後の記者会見では、「教育勅語は日本国憲法及び教育基本法の制定をもって法政上の効力は喪失した」としつつ「その内容について政府としてコメントするのは差し控える」と述べた。

 勅語は「天皇の言葉」のことだから、もともと「法制上の効力」はない。1948年に衆参両院はそれぞれ教育勅語の排除と失効確認を決議したが、これらは教育勅語の法制上の効力ではなく、その教育理念を否定したのだ。衆議院は「主権在君」「神話的国体感」に基づくとして、「その指導原理的性格を認めない」と宣言。参議院は「わが国家及びわが民族を中心とする教育の誤りを徹底的に払拭」した教育基本法により失効したと決議した。

 萩生田氏は「政府」としては教育勅語教育の理念を否定しなかっただけでなく、「個人」としては「親孝行」などが「日々の暮らしの中で参考になる」と肯定的に評価をした。教育勅語には「父母ニ孝ニ」や「夫婦相和シ」など一見普遍的な徳目が書かれているが、それらはすべて「皇祖皇宗」即ち「天皇の祖先」が定めた道徳であり、「以テ天壌無窮ノ皇運ヲ扶翼スヘシ」即ち「永遠の皇室の運命を支えること」を究極の目的とする。「どこが参考になる」というのだ?
(現代教育行政研究会代表)


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 元笠間市議・鈴木貞夫さんを... | トップ | 鍬田ソフトボールチームを応援 »
最新の画像もっと見る

日々の雑感」カテゴリの最新記事