菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

ジェンダー平等の社会をつくるとは

2020年03月08日 19時05分34秒 | 国政
 日本共産党は、第28回党大会で綱領の改正をしたが、その中に「ジェンダー平等」の項目を書き込んだ。

 (6)ジェンダー平等社会をつくる。男女の平等、同権をあらゆる分野で擁護し、保障する。女性の独立した人格を尊重し、女性の社会的、法的な地位を高める。女性の社会的進出・貢献を妨げている障害を取り除く。性的指向と性自認を理由とする差別をなくす。

 この前段は、当然と考えるが、後段がなんとなくしっくりしない。
 例えば、「恋愛」を辞書で引いてみる。
 
◆広辞苑
 男女が互いに相手をこいしたうこと
 
◆新明解国語辞典
 特定の異性に対して他の全てを犠牲にしても悔い無いと思い込むような愛情をいだき、常に相手のことを思っては、二人だけでいたいと願い、それがかなえられたと言っては喜び、ちょっとでも疑念が生じれば不安になるといった状態に身を置くこと。

 私は、この新明解の説明が好きで、生徒にもこんな説明をしていた。しかし、ジェンダー平等の立場に立つと、これは「正解」とは言えない。
 
◆明鏡国語辞典
 異性同士、まれには同性同士が、互いに恋い慕うこと。また、その感情。
 
 この明鏡国語辞典の説明が、素直に出ないようでは、ジェンダー平等の立場には立っていないということです。
 
 
 
  
 
 

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