生誕２６年目のファットボーイ

　ここのところ、26年前の1340CCエボリューションエンジンの初代ファットボーイのナンバーを取得して日常的に乗り回しているが、あの三拍子のアイドリングを信号待ちの度に楽しんでいるが、如何せんパワー不足で高速に乗る気になれない。

これから、高速道路の制限速度が見直されるっていうのに、これでは追い越し車線に出られないから、大型車の車列で耐えなければならないと思うと気が重いなぁ・・・

　今年からラインナップに加わった1801CCのロングストロークエンジンScreamin'Eagle　Twin Cam 110Bエンジンを搭載したファットボーイＳ の試乗車の登録を終えたので、早速試乗してみた。

同じ車名とは言え走りは全くの別物、素晴らしいシフトタッチ、ジワリと効くブレンボ製ブレーキ、ABS付きの乗り物に慣れると、ABSが無いと真理的に不安になる。

そして、車体がツーリングモデルより軽いから、ファットボーイは強力なトルクでアクセルを開ける度に後続車を置いてきぼりにして突き進む。

もちろん、ハーレーよりも速いバイクはいくらでもあるが、クラッチを繋いだ瞬間にアクセルを開けずとも、スルスルと走り出すトルク感は他には無い。

これぞ、鉄の馬の真骨頂！是非試乗されることをお勧めしたい。楽しいよ！

モーターサイクルショーデビューの新顔

BMWから初お目見えのG310、外観からは判りにくいが、後方排気のシングルエンジンだ。 そして、ハーレーダビッドソンからはCVOとダイナのバリエーションモデル。ブラックがテーマか？

今週は東京モーターサイクルショー

　今週末、ビッグサイトで東京モーターサイクルショーが三日間開催される。

今回、DUCATIのデイアベルX、BMWの小排気量G310R、Harleyからは1800CCエンジンのCVOブレイクアウトとローライダーS辺りが楽しみだな。

そして、バイク用電子機器好きの私としては、日本に最初にブルーツゥースのインカムを紹介したイタリアのセルラーライン社の待望のニューモデル、何と条件が許せば1キロ半も電波が届くようだ。

創業６０年 銀座イタリー亭

　知人の紹介で銀座で６０年営業しているイタリアンレストランで会食、日本橋よりの銀座一丁目の３０坪の雑居ビルの地下、店内に入ると懐かしい昭和レトロの雰囲気だ。

　イタリア料理を日本の洋食屋でアレンジしたようなメニュー、店員さんの暖かいサービスで居心地がいい。迷わずミートソースとナポリタンを注文した。

新進気鋭のシェフの店もいいいが、こんな行きつけが銀座の隅にあってもいい。

Andrea Doviziosoが堂々の２位表彰台

　中東のカタールで行われた開幕戦、DUCATI勢が２強に割り込んでトップ争い。イアンノーネは中盤転倒してしまったが、Andrea Doviziosoが２位表彰台、なんとストレートでは時速350キロを超えて、ウイングの効果だけでは無さそうだが、ヤマハよりも15キロも速い。前後ソフトタイヤを履いたのもコーナリングで稼がなくても、ストレートで抜けるとの判断だったのか？

　今年から、写真で微笑んでる元チャンピオンのケーシー・ストーナーがテストライダーを勤めているのも大きい。

トップライダーにしか経験できない限界特性をシュミレートして開発に活かせるので、今年は大きな進歩を生み出すに違いない。