R1200RTに代わって、今月から私の自家用車になるK1300GTは外観の大きな違いは無いが、K1300SとRはマフラー形状が短く太くなったことで、スポーティーなルックスになった。
モトラッド京葉では、デモ車に早速高価なフルチタンのアクラボビッチサイレンサー(車検対応)を奢ったのでさらに精悍になった。比較の為、昨日はノーマルで乗ってみたが、交換後の音量は同じだが音質が向上した。
排気圧をコントロールするエグゾーストフラップは、アイドリング時には 閉じているようだ。このくらいの音量なら周囲のクルマに二輪車の存在を知らせてくれるだろうし、93デシベルだから音量も適切だ。
重量の話題ついでに、気になっていたメーカー発表の車重が明らかになった。以前に書いた軽くなったというのは間違いで、GT以外は電子制御の分、僅かながら重くなったようだ。
K1200S 248kg K1300S 254kg (+6kg)
K1200R 237kg K1300R 243kg (+6kg)
K1200GT 288kg K1300GT 288kg (±0kg)
小雨が降る東関東自動車道をK1300Sで走って来た。午後七時には外気温が5℃しかなく、すれ違うバイクは殆どなく、帰路のパーキングエリアも凍りつくような寒さだ。
素晴らしい加速と直進安定性を確認できたが、一時間余りの試乗では175馬力のパワーを路面に伝える電子制御の全てを試しきれなかったので、明日の午後、もう一度試乗することにしよう。
有限会社グッドウッドが正規ディーラーとしてスタートした80年代は、空冷のフラットツインと水冷のKシリーズで三万台弱のメーカーだった。
モータースポーツ活動はパリダカへのワークス参戦で優勝した時期もあったが、BMWとロードレースは全く縁が無いものだった。そのBMWが世界選手権のスーパーバイクへ今年から参戦、3月8日に開催されるオーストラリアの開幕で7メーカーの激戦火蓋を切ることになる。
スカパー!の「J sports」での放送もされるのも決定したので楽しみだ。日本でスーパーバイクレースが観戦出来なくなって久しいが、来年はもてぎあたりで開催し欲しいものだ。
来年になるだろうが、市販車の公道テストのスクープもチラホラネットに出てきたようだ。