今年、30年近くこの仕事をしていながら、新たに魅せられたモーターサイクルを3台選んでみた。
まず、欧州ツーリングで借りて乗ったBMWK1600GT、重量バランスが抜群に良く、フロントタイヤの接地感はこれまで経験が無い。
1,500km近いツーリングでアルプスの曲がりくねった道を、思い通りのコーナリングラインで走り抜けてくれた。
雨の中ならレインモード、アウトバーンならスポーツとスイッチひとつでエンジ ン特性を選択、ESAでサスペンション減衰力を選べば2人乗りでも、実にスポーティでセイフティだった。
そして、久々に自分仕様のバイクにムルチストラーダ選んで、思いついた純正アクセサリーで全て固めた盆栽仕様。
デュアルパーパスモデルの中では最も 軽くて速い。
そして、年も押し迫って1台だけ入荷(もちろん売約済)したハーレーダビッドソンのFXSBSEブレイクアウト。
295万円とCVOモデルとしては普通だが、細かな仕上げを見ていると割安に思えてくる。
ハーレーのファクトリーカスタムを所有すれば、バイクに興味の無い人の視線も浴びることになるだろう。
来年も美味い飯、美しいバイクや車、カートレースで感性を刺激して生活することにしよう。