モーターサイクルショーのBMWで最も人気があったのがR1200RSだった。
名車R100RS、レーンシュポルトの略で、後にスズキのカタナを生んだハンス・ムート氏(当時、BMWのインテリアデザイナーをしていた)がモーターサイクルに初めてフルカウルを装着した。今は車検が切れているが、私のコレクションは1981年型の通称二本サスのあれだ。
先日、ポルトガルで試乗したR1200RSのハンドリングは秀逸で、テレスコピックサスの復活は喜ばしいことだ。RTよりも軽くてポジションも前傾がきつくない。まさに日本人の体格にあったスポーツツアラーの再来だ!