どうやら、定期的に電子機器が欲しくなる私の病は着実に悪化しているようだ。パッケージを開封する時の期待感と、待ち受ける難解な取り扱い説明書との悪戦苦闘、時々俺は買い物依存症かな・・・と思うことがある。
にも懲りず、モーターサイクルショー会場でイタリア製の通信機器を衝動買いしてしまった。抜群の視界の良さと安全性で妻とお揃い買ったシューベルトJ1に、どんなタンデム会話機器をチョイスしよか迷っていたが、最近ネットで見かけたcellularline製のinterphononが気になっていた。特徴は150mも距離が離れていても、相方と会話が出来るBluetooth電波が特徴だ。これで、無線免許が無くてもOKだなんて信じられないが、会場で輸入元の商社の担当者にしつこく食い下がり問いただしたが、帰ってくる答えは同じだった。同じような機種でBMWAGが採用しているBluesonicをドイツのショーで見かけたが、システム5ヘルメットが輸入されてないので日本で正規で手に入れることは出来ない。日本のデイトナやKTELがもうじき発売するらしいが、私は病気だから待ちきれなかったってだけだ。この手のものを選ぶときアドバイスを羅列してみよう。
- 後席に乗せるパートナーのいる方は、まずタンデム会話機能を最優先すべきだと思う
- 謳い文句には携帯電話と接続出来るってあるが、バイクに乗りながら会話に集中することもなかろうと思う
- ミュージックプレイヤーの音楽を・・・・なんてのは後方の気配すら鈍るのでお薦めできない。どうしても音楽が聞きたければ、オーディオの装備されたツアラーに買い換えたほうがいい。
しかし、この機種は100m以上も離れた仲間(ペアリングできるのは2人だけだが)と走行中の情報のやりとりが出来るのBuletooth機種はinterphonon以外に聞いた事が無い。通常の無線機の領域に踏み込むわけだから驚きだ。取り付けや設定は思いの他簡単だった。弊社で販売を手がけるか決める為にも、とにかく、明日から使ってみて感想をレポートするとしよう。