いよいよ、今年のベストセ-ルスアワードを発表しよう。
1位 DUCATIマルチストラーダー1200 ☆☆☆☆☆ 28台
イタリアンロードスポーツバイクメーカーが打ち出した多目的ツーリングマシン。
手元のモード変更をすることにより、サスペンションやエンジン特製まで大きく変更してしまう電子制御は今のところ一番解りやすい。
何せ、パワーユニットはスーパーバイクの軽量エンジンのディチューン仕様だから、ライバルよりもかなり軽量。
「もう、スーパースポーツのポジションは辛いよ」って方が乗って、その走行性能は期待以上、大満足だったようだ。
ツアーケースが標準のツーリングが16台、カーボンパーツを奢られたスポーツが11台、スタンダードが1台で合計28台だから、発売初年度にしては快挙と言えよう。
基本デザインは2004年だが、今年DOHC化されたエンジンが搭載されて110馬力となり中低速トルクが向上したが、これと言って驚く程の性能でもけども総合力でBMWのベストセラーモデル。
この先祖のR80GSに乗る私も手放せないGS信者に違いない。とにかく、GSのツーリングは楽しくて道を選ばない。
特筆すべきは、同じ車体ながら外装の大きく異なるアドベンチャーの14台はカウントされておらず、GSのライバルはアドベンチャーしか無いのか?と言っても過言ではない名車に違いない。美しいカラーリングの30周年限定モデルが発売されたのも数字に現れたようだ。
何故か、今年良く売れたモデルがデュアルパーパスだってもの面白い。マルチストラーダとGSは、私たちを日常からワープして、どこかへ連れてってくれる魔法の絨毯なのかもしれない。
ヂュアルパーパスモデルの楽しさを経験した事の無いライダーには、これらの試乗をお薦めしたい。
さて、ベスト6には入れなかったが健闘したモデルは
ハーレーFXDL 15台、トライアンフからストリートトリプルとデイトナ675、ハーレーFXDWGが13台と続いた。
この一年、拙いブログにお付き合いいただきまして感謝いたします。
正月は天気も良さそうだし、ガレージから古いバイクやクルマを引っ張り出して楽しもうなんて考えてます。グッドウッドグループは4日から全店営業いたします。
皆様にとって、2011年が素晴らしい年であることと信じております。良いお年をお迎えください。