写真を撮ることが上手なわけでもないが、昨年富士フィルムのフォーマットがAPS-CサイズのX-E3を購入して満足している。
小型軽量なので、海外旅行でも気軽に持ち出せる。
フォーマットサイズは大きいほど画質面で有利になるが、通常使うならAPS-Cで十分だと思う。しかし、プロの写真家の作品となれば話は別で、その要求度合はきりがない。
先日発売された富士フィルムの1億万画素のカメラは、ボディだけで120万くらいする。そのフォーマットサイズはこれほど違うのだ。
さて、畳八畳分くらいにも引き延ばせるカメラで何を撮るのか?
例えばもうじき完成する国立競技場の竣工写真とかだろうか?将来へのアーカイブとして残すなら必要だろう。
それだけじゃ売れないから、写真下手のカメラ好きのハイエンドアマチュアが対象だ。
しかし、他のメーカーが34×24mmで勝負しているのに、APS-Cを飛び越してこんなスペックの中盤カメラを発売する富士フィルムの商品戦略が好きだ。