いわき・うぶすな広場だより

セカンドライフの生き方を書いています。

214年前の四月・いわきでは何を。

2013-04-21 09:34:00 | なるほど歴史塾

庭の「ローズマリー」の枝をとり、花瓶に。
匂いもあり新鮮。
料理などに使うので育てています。

長谷川さんの二一四年前のいわきを次のように書き残しています。

四月は。(今月は書いてないので書いて見ます。)


一.七日は、
  
  平、子
鍬倉大明神のお祭りで町方の屋台で、狂言、手踊りの出し物がある。

  面白いことだが、数日の見物は、家業の妨げになるので、心得なければならない。

一.四月八日は、

  潅仏(お釈迦様の誕生日)といって、諸寺院において、法要があります。

  また、処々の鎮守・うぶすなの祭礼があり、貴賤、老若、参詣するけれど、正直者はまれである。

  不正直者が参詣しても無益のことだ。

 一休の狂歌に

 (参拝する者の心が曲がっていては、利益はなく罰が当たります。)

 又、古歌に

 (心に実の道があるならば、祈らずとも神が守ってくれます。)(菅原道真)

 天照大神のご託宣には、

 正直は一旦の依怙にあらずといえども終(つい)に日月の憐れみを蒙出る。

 謀計は眼前の利潤をなすといえども終(つい)に神明の罰を蒙る。

 右の信託に背く故に、生霊、死霊、呪調伏、此罰、彼罰、祟り(たたり)、怨霊を取り除いても、

 又、祟り(たたり)があたるのは、自分の作った罪の報いなのである。

 或る書物に、積善の家に余慶があり、積悪の家に余霊(たたり)があると。

 この心得を考え、悪事をつつしむことがたいせつだ。

一.今月のきまった行いとしては、

  田畑の手入れ、これは、日月が草木国土を照らして、

  野菜のひきわけ、鍬目を入れ、厩(むまや)糞(こい)、

  掃溜(はきため)、毟(むしり)草(くさ)のつけ運び、


  畔のふちなどまでよく刈込をして五月を待つべきでだ

昨日
平、子鍬倉神社前を通りましたらお祭りの案内が・・・
214年前に書かれた大明神のお祭りでなのでしょうか?
興味のあるところです。

昨日はフォーラム’90で
「陸前高田の一本松ものがたり」
講師は
八戸工業大学名誉教授
松坂 知行先生の講演。

感動しました。
良かった。

近日中に載せます。

今日のいわきは
冬のような冷たい雨が降り続いています。
こう気温が変わるのでは
充分に健康に注意をしないと大変。

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