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いわき・うぶすな広場だより

セカンドライフの生き方を書いています。

「裸足の女 吉野せい」講演会を聴く・・・草野心平記念文学館

2017-11-15 16:34:09 | いわきの講演会

草野心平記念文学館内より山並みを見る。


講演者の山下多恵子先生です。
コンパクトに
吉野せいさんの生涯をまとめて頂いた貴重な講演会でした。
以前出版された
山下先生の「裸足の女」を読んでいたので理解しやすかったです。


A3両面に書かれた貴重な分かりやすいレジメでした。


吉野せい没後40周年の展示会が
12月24日(日)まで開催されています。
なかなか見られない展示会ですので是非
多くの市民の皆さんに観ていただきたいです。

裸足の女 吉野せい講演会

講師は
山下多恵子先生でした。

吉野さんの著書を
よく読んでいる方々が多く参加しているようでした。

空と海ひとすぢのはててしより
 来るかも睫毛をぬらす・・・LB.PRISME 創刊号 1916年4月
  ・・・若松せい17歳の作品

②「暮鳥と混沌」より

③「彼等」より・・・・・・文学少女の頃の文章(大地の魅力と躍動を)

④「私は百姓女」より・・・大地との闘いと祈り

⑤「赭い畑」より・・・・・自然への信頼・生きることの肯定)

⑥「未開地に臨んだ女たち」より・・・自然の中で生きる

⑦「梨花」より

⑧「梨花鎮魂」より

⑨「梨花鎮魂」より
  ・・・山の生活の10年間を振り返り、人生を変えた!!(10年間の破壊!!)

⑩「暮鳥と混沌」より・・・・「愛と苦闘」⇔愛することと戦いの一致

⑪「さいご」より・・・・・・夫婦生活

⑫「白頭物語」・・・・・・・駄馬=混沌  いのしし=せい

⑬「春」・・・・・・・・・・書くことによって愛を見出していった
              (自然の中に生を見ている状況を)

⑭「洟をたらした神」より
⑮「梨花鎮魂」より・・・・・

⑯「老いて」より・・・・・・人生に無駄な時間はないと。

A)串田孫一さんの「洟をたらした神 序」から

B)新藤謙「土と沙羅・・・三野混沌と吉野せい あとがき」より

C)松永吾一「吉野せいの文体」「あるとき」から

D)草野心平「吉野せい追悼」・・・六号線第六号から
 「タタカイノハテノエイミン」カンガイムリョウデス」

E)三野混沌「詩」「阿武隈の雲」

F)斎藤庸一「三野混沌覚書」「詩にかける橋」

G)東北 知の鉱脈 赤坂憲雄が行く・・・2008年10月26日河北新報
  混沌はそれとは意識せずに、せいの才能を封印したのではなかったか。

吉野せいの経歴
1899年(明治32年)という遠い昔
海の眩しかった小名浜のという魚臭い町に生まれ・・・
1921年(大正10年)菊竹山の小作開拓農民三野混沌(吉野義也)と結婚。
以後1町6反歩を開墾、・・・・
1946年」、敗戦による農地解放に機運が台頭しその渦に混沌は飛び込み、
家業を振り返らないこと数年。
生活の重荷、労働の過重、6人の子女の養育に、
満身風雪をもろに浴びました。・・・・「洟をたらした神 あとがき」から

と山下先生は
吉野せいさんの生涯と生き方を
まとめられました。

山下先生
ありがとうございました。

 

 

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「皇帝ダリア」がもう咲きそう。・・・いわき

2017-11-15 09:06:33 | 庭の花

いよいよ、
庭の「皇帝ダリア」が咲きそうになりました。
先に色が見えてきました。


一気に咲きそうです。


台風で2度倒れたのですが
何とかここまで復活してくれました。

庭の
「皇帝ダリア」が咲きそうになりました。

台風で2度倒れたのですが、
何とかここまでになりました。

日めくりカレンダーより
☆わからないんじゃないのよ。
 分かるまで
 時間がかかるのっ!
   鹿児島県 会社員の方

大事な視点ですよね。

 

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