昨日完成しました
大國魂神社の鳥小屋です。
幅4㎡・高さ3㎡
ボンデンの高さ5㎡の堂々としたものです。
命2日間の建物です。
一月八日夜7時ごろ「お焚き」・・どんと焼きになられます。
「ごぼう」がすごい。
始まる前に骨組みから見ました
甲塚(1500年くらい前に建てられた。)
昨日2日目は
ここから始めました。
骨組みがすごい。
終了後の、恒例の
「しし鍋」です。
出来上がるまでもう少しと。
待ち遠しい。
もちろん検査済みです。
雨模様の
昨日六日。
恒例の大國魂神社の鳥小屋が
上記のように完成しました。
雨模様なので
皆さん必死で普通よりは
早めに完成。
いのししも参加して
今回が6回目の参加です。
大國魂神社の「鳥小屋」が復活したのは
山名先生のお話では
平成4年だそうですから
今回で24回目の鳥小屋になります。
これからも続けたい
いわきの伝統行事の一つです。
12月・1月6日の2日間かけて完成させた
どこにもない堂々としたものです。
大勢の方々にご覧いただきたいです。
ただし
見ることができるのは
今日七日と明日八日の午後7時ごろまでです。
一月八日、夜七時ごろから
「どんと焼き」が始まりお焚きになられますので。
大國魂神社に参拝して、
「どんと焼き」に
参加されてみてはいかがでしょうか。
加藤副総代長さんを中心に
約20名弱の氏子さんで完成させました。
今年も元気で
一年
走り抜ける気力が出る
第一歩になりました!!
鳥小屋作りは
私達が現代文に訳しました
今から216年前のいわきの農民・長谷川安道著
「寛政十一年農家年中行事」にも記述(P10)がある
ずいぶん長い間続けられてきた行事です。
ただ意味あいが少し違ってきたと
2013年・12月20日のいわき民報紙上で
夏井先生が書かれています
(鳥小屋から)では。
「現在、
多くの人たちは
「鳥小屋は正月飾りや前年の神札などを焼き、送るためのもの」と考えている。
しかし以前は違っていた。
小歳(ことし)の年越しにあたる陰暦1月14日の晩
地域の人々が集まり、ともに時間を過ごし、
小正月の陰暦15日が近づくと、小屋に火をかけ、焼き払うことによって、
1年の穢(けが)れや災いを送り、清浄なみとなって、
新しい年を迎えるために設けられたのが、かつての鳥小屋だった。
時代の移り変わりとともに、鳥小屋の意味合いが大きく変化したのだ。」
そしてその後には
その役割を
子供たちが大きな役割を担う行事となって来たと。
現在は
子どもたちも自分たちで作るというう風景はなくなってきた。
少し手伝うだけだと。
子どもたちが
鳥小屋行事の主役の座を去ってしまい
お客様扱いになってしまった変化が・・・・・
と書かれています。
次回に
鳥小屋が造られた過程の写真を載せます。