昔野菜フェスティバルが開かれます。
1月29日(火)・中央台公民館にて。
今日で仕事始め。
今から
214年前のいわきのお正月4日はどんなふうに。
「「寛政十一年農家年中行事」を読む」より
一.四日は棚さがしといって、
元朝より飾ってある鏡餅などを下げて、
茶事をしたり、いろいろ祝いごとがある。
一.今日は、舅親(嫁さんの実家)へのお年始である。
舅の喜ぶ顔を拝むのは春の祝事だ。
向こうでは、椀飯(おうはん)を整えて待っていてくれる。
お舅さまは孫子を待ちこがれていて、
悦んでくれるのは、
「我が花聟の時、めでためでたの若松(様よ)と、
枝(も)茂(りて葉も茂)ると祝うたのは(これ)只今のこと(をいうのか)」と
白髪をふり立て、餅を焼き、柄銚子、盃をそろえてよろこんでくれる。
祖父、祖母をおさめて、三助(召使)殿まで、お祝いをして、
年中の辛苦を忘れ、
姉妹、姪、甥も集まって いる中で、
晴れ着の衣装や染め柄や子供の器量をほめる。
祖父、祖母の喜び場面はお目出度いことこれ以上のものはない。
と
いわきの214年前の正月4日目のことを
長谷川安道さんは書いています。