冬の「甲塚」。
「古事記」上巻の終了近く。
「海幸山幸」のところです。
今日のいわきは雪の予想でしたが
雨で助かった。
冷たい雨だが・・・・・
ファイナンス研究会で、
「行動経済学」の4回目でした。
昨年12月で、
なるほ歴史塾で
1月から学んできました「古事記」上巻を読み終えました。
原文で
日本の歴史を読んでみようということで読み始めた古事記。
あらためて
その物語のリズミカルで
大勢の神々が日本の歴史を作っていく面白さに魅かれた1年でした。
始めようとした時には
「古事記」が編纂されて1300年に当たるとは思いもよらずでしたが、
1300年に当るということで、
脚光を浴びたことはよかったですね。
様々なメディアが書かれましたから。
1)序文
①古代への回顧
②天武天皇と「古事記」の撰録の企て
③元明天皇と「古事記」の完成
2)創世の神々
①五柱の別天つ神
②神世七代
3)イザナキノミコトとイザナミノミコト
①瘀能碁呂島(おのごろしま)の聖婚
②国生み
③神生み
④イザナミノミコトの死と火之 迦具土神 (かぐつちのかみ)
⑤イザナキノミコトの黄泉の国訪問
⑥イザナキノミコトの禊祓
⑦三貴子の分治
⑧スサノオノミコトの啼きいさち
4)アマテラスオホミノカミとスサノオノミコト
①スサノオノミコトの昇天
②二神の誓約
③スサノオノミコトの勝さび
④天の岩屋戸こもり
⑤スサノオノミコトの追放と五穀の起源
5)スサノオノミコトの大蛇退治
①八俣の大蛇(やちまたのおろち)
②草薙剣
③須賀の宮
6)大国主神の事績
①因幡の素兎
②大国主神の受難
③根国(あの世)行き
④ヌナカワヒメへの求婚
⑤スセリビメノミコトの嫉妬
⑥大国主神の子孫
⑦スクナビコナノカミと御諸山(みもろのやま)
⑧オホトシノカミの系譜
7)葦原中国(あしはらのなかつくに)のことむけ
①アメノホヒノカミの派遣
②アメノワカヒコの派遣
③タケミカヅチノカミの派遣
④コトシロヌシノカミの服従
⑤タケミナカタノカミの服従
⑥大国主の国譲り
8)天孫ニニギノミコト
①ニニギノミコトの出生と降臨の神勅
②サルタビコノカミの先導
③天孫の降臨
④アメノウズメメノミコトとサルタビコノカミ
⑤コノハナノサクヤビメとの聖婚
9)火遠理命(ホデリノミコト)
①海幸山幸
②海宮訪問
③ホオリノミコトの服従
④ウガヤフキアエズノミコト
と学んだ項目を書いてみましたが、
カタカナを漢字で書くとまた味わいが深くなると思いますが、
カタカナで書いてみました。
間違っているところがあるかもしれません。
このように日本神話の古事記は
一大叙事詩でした。
すなわち
悠久の昔から続いて未来永劫へ続く世界が書かれています。
同時に古代人の「言霊(ことだま)」を感じる世界でもあるという思いも・・・・
私たちの世代は
教育の場ではほとんど教えられなかったが、
このように「古事記」は
豊穣の世界が描かれているのですから、
世界に羽ばたく日本人には
もっと読んでいただきたいというのが、
「古事記」上巻を読み、感じました。
一月からは「古事記」中の巻きを読み始めました。
楽しみが増えました。