いわき・うぶすな広場だより

セカンドライフの生き方を書いています。

狐にだまされた話、狐に化かされた話・・・GasOneふるさと教室

2010-04-05 18:05:50 | いわきの講演会
公園の大木に芽が出始めました。
非常に優雅な感じがします。


4月3日(土)
常磐共同ガス(株)さんが主催されています
GasOneふるさと教室第63回に参加しました。
友人と2人で参加しました。
久しぶりの参加でした。
第1土曜日は他の学習会と重なってなかなか参加できませんでしたが、
今回空きましたので、TELしてみましたら、
やっていますということで参加できました。

「狐にだまされた話、狐に化かされた話」

講師は、夏井 芳徳先生(いわき地域学會副代表)でした。

先生は市役所勤務の他、多方面で活躍されており、
「ぢゃんがらぢゃんがら」「江戸の笑いを読む1~10」を始め
石城北神谷誌の翻刻などの出版で活躍されています。

先生は、
最近は「狐」にだまされる話はほとんど聞かれなくなってしまった。
「狐にだまされる話」は愉快な話でもある。
しかし現在は、「人」にだまされる時代になってきていると。
「人にだまされる」時代とは愉快な話ではない。
と前書きしまして、
「狐」と稲荷様の関係について説明され、
お稲荷様(おいなりさま)
    ↓
正式名称:倉稲魂神(うたのみたまのかみ)
別名   :御食津神(みけつのかみ)
と呼ばれて、
最初は「米作り」にご利益がある神様として崇められ、
のちには
商売の神様」(米を売りさばくということで…)として、
特にお稲荷様は江戸時代に爆発的に普及したと話されました。

江戸の小話に
「伊勢屋・稲荷に犬の糞」という話が残っていると。
(それほど当時の江戸の町には伊勢屋・稲荷に犬の糞があったということです。)

ではなぜ「稲荷様」と「狐=きつね」が結びつくのか?

「みけつのかみ」の「けつね」から出ているのではないかと。
今でも関西では「きつねうどん」を「けつねうどん」と呼んでいますと。
そんな話をしながら、
「狐」にも悪い狐と善い狐がいるという
「日本の狐の体系」などを話され、
人をだます狐と善い狐のお稲荷様がいるという話を
いわきに残る民話などを紹介しながら話されました。

☆狐に化かされた話・・・・・石城北神谷誌
☆お蝶おまん狐・・・・・・・・・石城北神谷誌
☆白狐稲荷・・・・・・・・・・・・いわき市史
☆カーパン沢の狐・・・・・・・たびとの民話
☆丈夫きつね・・・・・・・・・・・たびとの民話
☆山に入らぬ日・・・・・・・・・石城北神谷誌
☆狐憑き・・・・・・・・・・・・・・・石城北神谷誌
子供の泣き声・・・・・・・・・・・石城北神谷誌
狐火・・・・・・・・・・・・・・・・・・・石城北神谷誌
や「磐城試料歳時民俗記」などを紹介しながら……

いのしし君は上記最初の先生の話
「日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか」
に興味がありました。

「狐(きつね・キツネ)」にだまされた話は日本全国、
いわきでもたくさん残っていますが、
わずか40年くらい前、
高度成長以降(=1965年ころから)全国一斉にいなくなったのではないか
に興味が・・・・・

そして、それはどこに原因があるのかと。

高度成長以降、お金万能の社会へ一直線。
世の中がせわしく個人個人の社会へ。
昔は「自然と地域社会」が昔は近い関係にあったが、
いまは疎遠になってしまい、
「地域社会」も個人個人の社会へ変貌。
こうした社会がいいのかどうか。
そんな感想を持ちながら先生のお話を聞きました。

先生は、
これら「いわきの昔話」と「狐の世界の話」を通して、
今の人の生活がわかるのではないかと話されました。

夏井先生の話は、ソフトな語りかけで講義をされ、笑いを誘い、
思考の一貫性など、楽しく学ぶ中で、
鋭く現在の私たちの生き方を問うたものになりました。
昔の話を語りつつ、現代の状況を語りますその思考に!!

夏井先生、貴重なお話ありがとうございました。

コメント (5)
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ハイパーリンクを学ぶ

2010-04-05 09:53:04 | CILいわき

庭に
連翹(レンギョウ)がきれいに咲き始めました。

昨日、CILいわきの4月の例会日でした。
前回まで第一土曜日でしたが、
今回より日曜日に。
出席は良くなかったが、
予定では「マクロ」をやる予定でしたが、
講師役の都合で、
「ハイパーリンク」に変更し学習しました。

改まって「ハイパーリンク」といわれるとわかりにくいのですが、
一般的にはホームページやメールウインドウで
私たちが日常で使われている機能です。
すなわち
文書内に埋め込まれた他の文書画像での位置情報をいい、
WWWはハイパーリンクの代表例として有名で、
Webブラウザで文書を表示し、
リンクのある場所をマウスでクリックしますと
関連づけられたリンク先にジャンプするような機能で、
非常に便利なものとして利用されています。

今回、私たちが学んだものは、
ホームページやメールウインドウへ移動するだけでなく

☆シート間の移動の方法

☆ハイパーリンクで名前を活用する

   文書内に「名前を定義」している個所がありますと
  そこにリンクする方法。
   また、セルに設定するのではなく、
  図形などにも設定しますとボタンのように設定できます。

資料作成などに使いますと
効率よく作業が出来るのではないでしょうか。

来月は
フリーソフト「インプレス」を使い
プレゼンテーションを学びます。

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