義父の庭の桃の木が満開から散り始めの昨日の姿です。
庭が広いので堂々とした桃の木になっています。
今日が養父との最後のお別れになります。
養父とは35年のつきあいになります。
義母との朝鮮での家庭生活・出征・シベリア抑留・戦後の開拓の生活などを
義父と何度か話しましたが、
シベリア抑留など、戦争の話はあまりされないようでした。
しかし、
今月4月21日のいのしし君のブログで書きました
「シベリアの松」の抑留の皆さんと同じ体験をされたと思います。
戦後生まれのいのしし君が受けました戦後歴史教育の最大の欠点として
感じますのは、
☆自国の歴史に誇りを持たせるのが歴史にもかかわらず、
そうした教育を受けてこなかった。
☆どの国でも神話が大事にされて、
もちろん
神話と歴史の関係を区別して教えているのに対して、
戦後教育は戦前の神話教育の間違いにこだわり続けて、
ほどんと受けてこなかった。
義父の時代の青年の生き方。
いのしし君の学生時代の青年の生き方。
いのしし君の学生時代は
アメリカの歴史上、負けた事のないアメリカが
侵略したベトナム侵略戦争反対に
日本だけではなく世界中に拡がった時代です。
いのしし君もその渦中にあり、
「堀の中」の生活を経験した一人です。
そうした経験を踏まえて、
戦後の歴史教育を自分なりに整理し、
日本の歴史を考え続けてきました。
義父の死去にあたり、
改めて
日本の歴史を学び、
「日本人として誇りの持てる歴史の構築とは何か」
を
お通やの中で考えておりました。
これから、告別式に参列し、
最後のお別れをします。