小林紀興の「マスコミに物申す」

第三の権力と言われるマスコミは政治家や官僚と違い、読者や視聴者の批判は一切無視、村社会の中でぬくぬくと… それを許せるか

STAP騒動は何だったのか① 追記:アベノミクスは崩壊寸前だ。

2014-12-22 08:17:45 | Weblog
 いったいあの騒動はなんだったのか。メディアも困惑を隠しきれない。
 今日の全国紙5紙は、一斉に社説でこの騒動について報じた。昨日、理化学研究所(理研)が発表したSTAP細胞なるものの検証実験の結果についてだ。(※このブログは20日に書いた。投稿がずれたのは急用ができたため)
 世界で最も権威があるとされるイギリスの科学誌『ネイチャー』が、小保方晴子らが投稿した論文を掲載したことで、世界中が興奮の渦に巻き込まれた。記者会見で小保方は「夢の若返りも…」と研究成果を誇った。小保方の隣では指導者の笹井芳樹が満面の笑みを浮かべていた。その笹井は、いまはいない。衝撃的な自殺を遂げたからである。笹井は遺書で小保方にSTAP現象の再現への悲痛な期待を寄せた。が、4月の記者会見で小保方が「200回以上作製に成功した」と言い切ったSTAP細胞の作製に、失敗した。
 私がSTAP騒動を知ったのは3月10日。NHKが『ニュース7』で、共同研究者だった山梨大学の若山昭彦氏が『ネイチャー論文』の取り下げを共著者に呼びかけていると報じたのがきっかけである。その翌日、私は『小保方晴子氏のSTAP細胞作製はねつ造だったのか。それとも突然変異だったのか?』と題するブログを投稿した。その中で私はこう書いた。

 自然科学の分野における新発見や発明は、再現性の確認が極めて重要な要素を占める。生物学の分野においては「突然変異」という現象が生じることはよく知られている。私も多分中学生のころ理科の勉強で学んだと記憶している。なぜ突然変異が生じるのかは、私の中学生時代にはもちろん解明されていなかった。ただ、科学的に説明不可能な変化が生物界にはたびたび生じていて、その現象を「突然変異」と称することになったようだ。
 いまは、なぜ「突然変異」が生じるのかの研究がかなり進んでいて、DNAの塩基配列に原因不明の変化が生じる「遺伝子突然変異」と、染色体の数や構造に変化が生じる「染色体突然変異」に大別されているようだ。こうした変化が生じる原因を特定できれば、同様の状況を遺伝子や染色体に作用させれば、それは「突然変異」ではなく人工的に同様の変異を作り出すことが可能になるはずだ。
 実は農作物の新種改良は、意図的に突然変異をたまたま作り出すことに成功した結果である。種無しブドウや種無しスイカなども、たまたま突然変異で生じた種無し果物を何世代にもわたって掛け合わせて創り上げたもので、研究室の中のフラスコやビーカーの中で創られた新品種ではないのである。遺伝子操作による品種改良の最初の商用栽培は1994年にアメリカで発売された「フレーバーセーバー」で、熟しても皮や実が柔らかくならないトマトである。
 で、問題はSTAP細胞が原因不明で生じた「突然変異」だったのか、それとも研究者としては絶対に許されないねつ造研究だったのか、ということに絞ら
れるのではないかと私は見ている。(中略)
 が、STAP細胞の場合は、単に再現性が確認できなかったというだけでなく、小保方氏の研究グループが発表したSTAP細胞の写真に何らかの人工的な作為の形跡が見られたようだ。そうなると、再現性が確認できたかできなかったかというレベルの問題ではなくなる。
 物理的現象でも、必ず再現するとは限らない。私自身の経験で言えば、40年近くのことだが、妻が東芝のスチームアイロンを使っていた時、アイロンの注水口から突然熱湯が噴出して娘の足に飛び散り大やけどしたことがあった。私は直ちに県の試験場にアイロンを持ち込み調べてもらった。実験の結果、再現が確認できたため、試験場は記者会見を開いて公開実験をした。公開実験は失敗だった。熱湯が噴出しなかったのである。が、熱湯が噴出した瞬間を写した写真を記者に配布していたため、かなりの新聞が大きく取り上げ、スチームアイロンは危ないという認識をかなりの人が持った。これは40年近く前の話で、現在のスチームアイロンが危険だと言うつもりはない。(中略)
 話が横道にそれたが、ある種の状況下でSTAP細胞ができたというのは事実だろうと思う。しかし再現実験をすると同じ結果にならなかった。そこで「再現性がある」ことを証明するために写真を人工的に作為を施したとしたら、悪質と言わなければならない。(中略)ひょっとしたらSTAP細胞も100年後に確実に再現できる方法を誰かが見つけるかもしれない。自分たちの研究成果を、いま間違いのないものにするための細工をすれば、その研究に手を染める人はいなくなってしまう。そのことのほうが、失われるものは大きい。

 この時点では理研は「研究の本質的な部分については揺るぎないものと考えている」と発表していた。が、理研の構造的な問題が次第に明らかになっていく。若山教授が論文取り下げを共著者に呼びかけたとNHKが報じ、私がSTAP騒動についての最初のブログを投稿した3日後の14日、私は『小保方晴子氏のSTAP細胞作製疑惑に新たな疑惑が浮上した。彼女はなぜ真実を明らかにせず逃げ回るのか?』と題するブログを投稿した。そのブログで私はこう書いた。

 STAP細胞の夢が消えようとしている。昨日(13日)、STAP細胞の作製に成功したとされてきた小保方晴子氏が「研究ユニットリーダー」として籍を置いている理化学研究所の発生・再生科学総合研究センター長の竹市雅俊氏が毎日新聞の取材を受け、『ネイチャー』に投稿・掲載された論文について「取り下げざるを得ない」と語った。(中略)
 いま『ネイチャー』に投稿した論文に掲載された写真が、過去の論文に掲載した写真と酷似していることも問題になっている。この問題の仕方もおかしい
と言わざるを得ない。万能細胞であることを証明する根幹ともいうべき写真だそうだが、でっち上げの写真なのか、単に過去の論文に掲載した写真と酷似しているだけなのか、それを調べなければ結論は出せないはずだ。マウスを使って作製した万脳細胞だったら、同じ実験で得た写真が酷似するのは当り前ではないか。『ネイチャー』に掲載した写真が、人工的に細工が施されたものであれば、とんでもない話だが、その証明はされていないようだ。
 第一、論文の著者名には14人の研究者が名を連ねている。論文を取り下げるよう告発した若山氏も名を連ねた著者の一人だ。彼は研究には参加せずに、名前だけ貸した人間なのか。メディアは告発した若山氏を英雄のように扱っているが、今頃になって研究者の良心がとがめるくらいなら、安易に名前を貸したことについて「STAP細胞作製についてどのような関与をしたのか、なぜ確信が持てない研究論文に著者として名を連ねたのか、当時は確信していたとしたら、なぜ今になって確信が持てなくなったのか」といった疑問に、まず答える必要があるのではないか。そうすればSTAP細胞作製に対する疑惑の解明にも大きな役割を果たすことになる。
 11日に投稿したブログにも書いたが、100%の再現性がなければ事実として認められないというのであれば、少なくとも若山氏は共同研究をしていた時には100%の再現性を認めていなかったのか。ips細胞発見の山中伸也教授にしても、いきなり100%の再現性が認められる結果に出くわしたわけではないと思う。
 自然界の状況は、同じ日、同じ場所でも、1分違えば差異が生じる。そうした差異が偶然の大発見、大発明につながるケースも少なくない。そうした現象を生じさせた自然界の状況を突き止めることができれば、同じ条件を人工的に作り出すことによって再現性は限りなく高まる。
 私はいまでも、事実としてはSTAP細胞は出来ていたのではないかと思っている。(中略)
 ネイチャー誌の規定により、論文の取り下げには著者全員の同意が必要だという。果たして全員が同意するのか。もし同意するということになると、若山氏も含め著者全員に、論文に名を連ねたことの説明責任が生じる。「ビールをごちそうになったから名前を貸した」では済まされない。
 また、これだけ大騒ぎになっているのに、肝心の小保方氏はなぜメディアから逃げ回っているのか。たとえ再現性に問題があったとしても、少なくとも13人の研究者がいったんはSTAP細胞作製の成功を認めたわけで、小保方氏自身の説明責任は何よりも重い。自分が首をくくれば、それで済むという問題ではない。冗談ではなく、追い詰められて、真相を闇に葬ったまま小保方氏自身が自ら命を絶つことを私は一番恐れている。

 当初「研究の本質的な部分については揺るぎないものと考えている」と断言していた理研も4月1日にSTAP論文の取り下げを恭茶者全員に勧告することに決めた。その報道を受け、私は2日に投稿したブログ『小保方晴子氏ら14人共著のSTAP論文は「改ざん・捏造」だったのか? 論文取り下げには全員の同意が必要』と題するブログでこう書いた。

 STAP細胞発見の研究そのものが不正ということになると、小保方氏の研究者生活は終わりを告げることになる。少なくとも『ネイチャー』に論文を投稿した時点では、理化学研究所の調査対象になった3人(※若山照彦氏、笹井芳樹氏、丹羽仁史氏)だけでなく、他にも10人の国内外の研究者全員が小保方氏の不正研究を見抜けなかったことになる。世界最高権威とされる科学誌に投稿する論文、それも常識的にはありえないとされた発見に、発見者の小保方氏以外に13人もの研究者がいとも簡単に権威づけのために名前を貸したのか、という疑問が生じる。もしそうだとしたら、『ネイチャー』に掲載された論文すべて疑いの目で見なければならないということになる。しかも小保方氏以外にも『ネイチャー』論文には笹井氏や丹羽氏をはじめ理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの研究者6人が共著者として名を連ねている。この6人の研究者は一切STAP細胞研究に関係していなかったというのか。理化学研究所の調査対象にすら入っていなかったということは、そういうことを意味する。
 日本の基礎研究の最高峰の一つとされている理化学研究所では、そうした名前の貸し借りが日常的に行われているとしか考えられない。(中略)小保方氏はなぜ再現性が証明できないのか、自ら語る責任がある。いつまでも姿を現さずに「このままでは、あたかもSTAP細胞の発見自体がねつ造であると誤解されかねない」と研究の「正当性」を主張しても、説得力に欠けると言わざるを得ない。

 4月9日になって、ようやく小保方氏が記者会見の場に姿を現した。その記者会見は予定をオーバーして2時間半に及んだ。この記者会見を見ていて、私は初めて、たとえ突然変異であったとしても本当にSTAP現象はあったのか、という疑問を抱いた。私は10日に『小保方晴子氏が反撃を開始した①――STAP現象は証明できるのか?』、11日に『同②――論文ミスは悪意の所産だったのか?』と題するブログを続けて投稿した。まず10日のブログではこう書いた。

 基本的に記者たちの関心はSTAP細胞が本当に存在するのかという一点に絞られていたようだ。そうした専門的な質疑応答に私が口を挟めるほどの知識があるわけではないので、一見よどみなく答えていた小保方氏の説明については
専門の研究者の判断に任せるしかないが、小保方氏が「私自身はSTAP現象の
再現に200回以上成功しており、(証拠の)写真も1000枚以上ある」と主張したこと、また「自分が関係しない実験で(STAP現象の再現に)成功した人も一人いるが、その人の名前はプライバシーの問題もあって公に出来ない」と証言したことについては、私自身は多少もやもやしたものを禁じ得ない。
 私は一貫して「STAP細胞は存在したのではないか。ただし再現実験に成功したという人が現れていない以上、きわめて再現性が低い“突然変異”的現象ではないか」と主張してきた。そして突然変異などないと、常識的には考えられている物理現象にも、きわめて再現性が困難で、現象としては突然変異的に見えるケースに私自身が遭遇したことも書いた。
 そういう意味では小保方氏が200回以上も成功していながら、再現に成功した人がいぜんとして出てこない以上、考えられる一般的なケースは二つしかないと思う。
 一つは、小保方氏が万能細胞の一つとされているES細胞を何らかの理由で勘違いして新種の万能細胞と思い込み、STAP細胞と命名し、いまでもその思い込みを信じている可能性である。それは小保方氏がSTAP現象が生じたと主張している根拠の1000枚に及ぶ証拠写真の精査を、理研以外の権威ある研究機関に依頼すれば第3者の判定として有効性が高まると思う。それもできれば複数の研究機関(海外も含め)に依頼すれば、信ぴょう性はより高くなる。
 もう一つ気になるのは、小保方氏にとってはいとも簡単に再現できるSTAP現象が、なぜほかの研究者にとっては不可能なのかということだ。小保方氏によれば、「ちょっとしたコツとレシピが必要」ということだが、その「コツとレシピ」をなぜ公開しないのかという疑問が残る。
 いま私は白内障の手術を受けており、4月3日に右目を手術して視力は順調に回復しつつあるが、非常に慎重な眼科医で左目の手術は17日の予定になっている。テレビで見たことだが、三井記念病院には日帰りで両眼の手術をする名医がいるという。ただ、この手術はだれにでもできる手術ではなく、芸術家のような手先の器用さが必要らしく、この医者が開発した手術法が一般化するとしたら、この眼科医のテクニックをコンピュータに記憶させてロボットに手術させるようにするしか方法がないと思う(※これは医者ではない私の思い付き)。
 私が白内障の手術を例に出したのは、小保方氏がSTAP現象の再現のために使用したと主張する「コツとレシピ」が極めて特殊なもので、誰にでも使えるものではないとしたら、「コツとレシピ」が小保方氏の頭の中にしかない状態のままでは、STAP細胞が実在したとしても人類の未来に光をともす画期的な発明にはなりえない。「コツとレシピが必要」と主張する以上、その中身を公開するのが研究者としての責務ではないか。

 翌11日に投稿したブログではこう書いた。

 小保方氏とは別に再現実験に成功した人がいるというのだから、その人の同意を得て成功者の名前や所属研究機関名などを明らかにすべきだろう。多くの人が再現実験に挑戦して失敗し続けているのだから、成功者が一人でもいれば、再現性の困難さはあってもSTAP現象は間違いなく存在したという証拠の一つにはなる。(中略)
 小保方氏が、その成功者をプライバシーを理由に公表することをためらった理由が私には分からない。(中略)少なくとも私が小保方氏の立場だったら、「私が関係していない研究者が再現実験に成功したという話も聞いていますが、実験データも写真も私は見ていないし、論文も出ていませんから、STAP現象の証明には相当しないと思っています」と話していた。それにしても記者会見には300人のジャーナリストが集まったというから、その中から誰一人としてプライバシーを理由に成功者の特定を拒んだ小保方氏に対して「特定できない成功者が何百人いようとSTAP現象の裏付けにはならない」と追及する人がいなかったのは、情けないとしか言いようがない。

 4月上旬の時点では、私もSTAP細胞の存在に一縷の可能性を期待していた。私がこれは犯罪行為だという確信を持ったのは笹井氏の記者会見によってである。そのことは改めて書く。(続く)

追記 これは今朝書いている。あらかじめお断りしておくが、メディアや政治関係者は、22日の朝、私が予測したことを記憶にとどめておいてほしい。
 いわゆるアベノミクスは早晩崩壊する。理由は、OPECが石油生産量を調整することにするからだ。いま世界経済は大混乱に陥っている。OPECが石油生産量の調整をしないことを決定した瞬間から原油価格が暴落し始めた。
 安倍さんが勝手に「アベノミクスの継続について国民に信を問う」という屁理屈にもならない口実で衆院を解散したとき、この選挙に国民はしらけきっていた。私は公示日(12月2日)の翌日のブログで「今回の総選挙は憲政史上空前の低投票率を記録することは間違いない」と書いた。その時点でそう予測したメディアはまったくなかった。
 結果は戦後の衆院選で最低の投票率だった前回の衆院選を7ポイントも下回
る52.66%という投票率だった。メディアはすべて「予想を下回る低投票率」と解説した。が、私は17日に投稿したブログで「予想をはるかに上回る高投票率になった」と書いた。数字の読み方である。そのブログで私はこう書いた。
「投票日直前にメディアが、自民党が300超の議席を獲得する可能性が高いと報じた。びっくりした有権者が、安倍政権に対する反対票を投じるために投票所に足を運んだ。その結果が50%を上回る「高投票率」となって表れた。(中略)15日に投稿したブログで書いたように、アナウンス効果が劇的に働いたことを意味する」
 安倍政権にNOという意思表示をするために、しらけきっていた有権者が動いてしまった。
 私はブログで読者に「投票所に足を運ぶな」などとは書いたことはない。たとえ書いたところで、そんな影響力を私のブログが持っているわけではない。私は先の衆院選が「憲政史上最低の投票率になる」と予測しただけだ。結果は私の予想をはるかに上回る高投票率になった。安倍政権にNOを突きつけるために投票所に足を運んだ有権者の選択肢が割れた。議席を大幅に減らすとみられていた民主党が議席を11も増やした。劇的だったのは共産党の躍進である。
 共産党の躍進をどう考えるかの論理だ。日本が左傾化していると思う人はおそらくいないだろう。共産党に一票を投じた有権者は、安倍さんにNOを突きつけるために消去法で共産党を選んだだけだ。日本が共産主義国家になることを望んで票を投じたわけではない。
 時間がないので結論を急ぐ。安倍さんは「アベノミクスの継続について国民に信を問う」という屁理屈をこいて700億円もの税金を投じて党内独裁権力を固めようとした。その安倍さんにとんでもないクリスマス・プレゼントとお年玉が届いた。OPECが石油生産量の調整をしないと決めたことだ。そのためアベノミクスの崩壊がかろうじて免れた。そのことは15日に投稿したブログでこう書いた。
「もしOPECが原油の生産調整を決めていたら、原油価格は現在進行中の暴落とは逆の、大暴騰になっていた。アベノミクスの失敗に原油価格の暴騰が重なっていたら、日本経済と国民生活は致命的な大打撃を受けていたはずだ」
 いま世界の経済を左右している最大の要素は原油価格である。OPECが生産量の調整をしないことにしたため、アメリカとロシアの経済が窮地に陥っている。オバマ大統領は安倍政権の継続にリップ・サービスを贈ったようだが、いま水面下でロシアと足並みを揃えてOPECに石油生産量を調整するよう迫っているはずだ。安倍政権が吹っ飛ぼうがどうなろうと、アメリカとロシアの国益はその一点で合致している。そのことに、メディアはなぜ気付かないのか。
 いま、アメリカとロシアが足並みを揃えてOPECに圧力をかけているはずだ。
おそらくOPECは石油生産量の調整に踏み切るだろう。その瞬間、アベノミクスは崩壊する。その日がそう遠くない、と私は思っている。そのことを、今朝私が論理的結論として予測したことを、メディアと政治関係者は記憶にとどめておいてほしい。