淡彩スケッチ ひとりあそび

  へたはへたなりに 楽しんでいます    ( by satoyama )
  

里の家   [235]

2010-12-03 15:05:47 | 淡彩スケッチ
                もう馴染みになっている茅葺の住まいの前を素通りするのが惜しくて、車を留めて田圃の畦道から描いた。
                今までにも記したことがあるが、数年前まで、仕事場への道すがらいつものように眺めて通り、
               時には写真にも、絵にもさせてもらっていた。

                妻入り、曲がり屋のこの民家の姿はよく、周りには視線をさえぎる物も無い。
                庭先に置かれた農耕機に懸けられたシートの色も面白いアクセントになっていた。
                最近、屋根の傷みも激しく、ひょっとしたらという気がかりもある。

                このあと、天気の良い日に出直して110枚もの撮影をした。
                少しでも記録として、今の姿を残しておきたいと思ったのである。
                周囲の畑には何も植わっていないシーズンであるから、好みのアングルから写すことが出来たが、
               残念なことに、雨戸は締め切られ、声を掛けても住人の姿は見えなかった。
               ひとり暮らしらしいご主人は、元気にされているのだろうか。

                                      サイズ F3


               

               


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