飛び出せ! 北の宇宙基地

北の地である北海道で、人工衛星の開発などを行っている 北海道工業大学 佐鳥研究室の活動日記です。

宇宙関連情報: 月・太陽の引力、震災に影響か 「最後に誘発」の可能性

2012-12-23 07:14:23 | 佐鳥新の教授&社長日記

 【杉本崇】月や太陽による引力が東日本大震災発生の「引き金」になっていた可能性が高いことを、防災科学技術研究所の田中佐千子研究員が明らかにした。東北沖で36年間に発生した地震について引力との関係を調べたところ、2011年の震災が近くなるにつれ、引力の影響が強いときに地震が集中していることがわかった。

 引力の影響が強いときに地震が頻発するのは、エネルギーがたまった断層に力が加わるためと考えられ、引力の影響と地震の頻度を調べることで、巨大地震が迫っているかどうかが分かるかもしれないという。

 月や太陽の引力によって、地球は伸び縮みを1日2回繰り返す。地表面が20センチ程度上下し、地震を起こす断層にも影響している。その力はプレートのひずみと比べ1千分の1程度と小さいが、田中さんはこの力に注目。東日本大震災を引き起こした断層のある長さ500キロ、幅200キロの地域で、1976~2011年に起きたマグニチュード(M)5.0以上の地震約500回分を分析した。

出典: http://www.asahi.com/special/space/TKY201212170924.html


北朝鮮ミサイル発射 米NORAD、衛星の軌道進入確認

2012-12-23 00:19:52 | 佐鳥新の教授&社長日記

2012-12-12 北朝鮮ミサイル発射 米NORAD、衛星の軌道進入確認

北朝鮮は12日午前9時49分ごろ、北西部の平安北道(ピョンアンブクト)・東倉里(トンチャンリ)にある「西海衛星発射場」から、長距離弾道ミサイルとみられる機体を南方に向かって発射した。日本政府は、発射された機体が10時1分ごろ、沖縄県上空を通過し、10時5分ごろにフィリピンの東方約300キロの太平洋に落下したとみられると発表。北朝鮮メディアは「人工衛星の打ち上げに成功した」と伝え、北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)も「(人工衛星の)軌道に乗ったとみられる」と発表した。国際社会が自制を求める中での発射で、国連安全保障理事会は緊急会合を招集し、対応を協議する方針だ。

 日本政府によると、機体の部品と見られる物体が9時58分ごろ、朝鮮半島の西方約200キロの黄海に、9時59分ごろに朝鮮半島の南西約300キロの東シナ海に、それぞれ落下したと見られるという。

 ミサイルはテポドン2を改良した3段式ミサイルとみられ、日本政府によると落下物は、いずれも北朝鮮が事前に予告した海域に落下したという。

 「人工衛星打ち上げ」と主張していた北朝鮮は、朝鮮中央通信を通じて「打ち上げに成功し、衛星は予定された軌道に入った」と伝えた。NORADも人工衛星の軌道に乗ったと確認した。

 韓国政府はイージス艦を黄海に配置し、航跡の追尾などをした。日本政府もミサイルが予定の軌道から外れて自国に落ちてくる場合に備え、迎撃ミサイルなどを配備して対応にあたっていたが、破壊措置は実施されなかった。

 韓国政府は午前10時半から緊急の国家安全保障会議を開き、対応を協議。金星煥(キムソンファン)外交通商相は「国連安保理決議への明白な違反だ。北朝鮮は重い責任をとることになる」との政府声明を発表した。日米韓などは安保理に対し、北朝鮮への制裁措置の水準を引き上げるよう求める方針だ。

 北朝鮮が1日に、10日から22日までの間に地球観測衛星「光明星(クァンミョンソン)3」の2号機を運搬ロケット「銀河(ウナ)3」で打ち上げると予告したのに対し、日米韓などは安保理決議に違反するなどとして中止を要求。北朝鮮の友好国である中国やロシアも自制を求めていた。

 だが、北朝鮮は「宇宙の平和利用の権利はだれにでもある」と主張。10日に「1段目に技術的な欠陥が見つかった」として予告期間を29日まで延長し、解体して修理する兆候もみられたが、その直後に発射に踏み切った。

 北朝鮮は故金日成(キムイルソン)主席生誕100年を前にした4月13日にも、「人工衛星打ち上げ」と称して長距離弾道ミサイルの発射実験をしたが、失敗した。今回は昨年12月に死去した故金正日(キムジョンイル)総書記の「遺訓を奉じて」としており、今月17日の金総書記の死去1年と、金正恩(キムジョンウン)体制の事実上の発足から1年になるのに合わせ、国威を発揚する狙いがあるとみられる。

 朝鮮中央通信によると北朝鮮では11日、金総書記の死去1年に際した労働者らの決意集会が平壌で開かれた。死去1年に際した国内行事が伝えられるのは初めてで、一連の行事の開始に合わせた可能性がある。

 今後、国際社会が厳しい制裁などに踏み切れば、北朝鮮が反発して3度目の核実験に早期に踏み切る可能性も指摘されている。

出典:http://www.spaceref.co.jp/index.html


《1月13日開催システムズエンジニアリング講座》のご案内

2012-12-22 12:49:43 | 佐鳥新の教授&社長日記

【慶應SDM公開講座】システムを考える。~あらゆるものを俯瞰的に捉え、系統的に進めるためのワークショップ〜

システムを考える。
〜あらゆるものを俯瞰的に捉え、系統的に進めるためのワークショップ〜
 

 システムデザイン・マネジメント研究科(SDM)附属SDM研究所システムズエンジニアリングセンターでは、以下のとおり、慶應システムズスクール(OPEN KSS)公開ワークショップを開催いたします。

 

趣旨
 システムズエンジニアリングは慶應SDMの学問の中核の一つとなっているアプローチです。慶應SDMでは、このシステムズエンジニアリングを技術システムだけではなく、社会システムも含めたあらゆるシステムに適用するための研究、教育を2008年から行ってきました。この成果を活かして、システムアプローチに基づく独自の教育を入学生だけでなく、いろいろな企業/組織に対して教育を提供しております。

 今回のワークショップでは、実際のシステム開発経験のない大学学部生から技術的なバックグラウンドのない社会人の方々に、日常的なものを対象として「あらゆるものをシステムとして考える」というのはどういうことであるかを体感していただきます。もちろん、技術システムの開発経験があるエンジニアが参加しても新たな気付きがあると思います。

 慶應SDMのシステムズアプローチにご興味のある方はふるってご参加ください。(技術的なバックグラウンドのある方向けのワークショップを2月3日(終日)、3月6日午後に予定しております。)

 

  • 日時:2013年1月13日(日)10時〜13時
     
  • 講師:西村秀和(SDM研究科教授)
           白坂成功(SDM研究科准教授)
    石橋金徳(SDM研究科講師(非常勤))
  • 場所:慶應義塾大学日吉キャンパス来往舎 大会議室
    会場までの略図は【こちら】
     
  • 対象:特に制限はありません
     
  • 定員:40名(締め切り1月7日。申し込み多数の場合は抽選)

《1月13日開催システムズエンジニアリング講座》のご案内

2012-12-22 12:49:43 | 佐鳥新の教授&社長日記

【慶應SDM公開講座】システムを考える。~あらゆるものを俯瞰的に捉え、系統的に進めるためのワークショップ〜

システムを考える。
〜あらゆるものを俯瞰的に捉え、系統的に進めるためのワークショップ〜
 

 システムデザイン・マネジメント研究科(SDM)附属SDM研究所システムズエンジニアリングセンターでは、以下のとおり、慶應システムズスクール(OPEN KSS)公開ワークショップを開催いたします。

 

趣旨
 システムズエンジニアリングは慶應SDMの学問の中核の一つとなっているアプローチです。慶應SDMでは、このシステムズエンジニアリングを技術システムだけではなく、社会システムも含めたあらゆるシステムに適用するための研究、教育を2008年から行ってきました。この成果を活かして、システムアプローチに基づく独自の教育を入学生だけでなく、いろいろな企業/組織に対して教育を提供しております。

 今回のワークショップでは、実際のシステム開発経験のない大学学部生から技術的なバックグラウンドのない社会人の方々に、日常的なものを対象として「あらゆるものをシステムとして考える」というのはどういうことであるかを体感していただきます。もちろん、技術システムの開発経験があるエンジニアが参加しても新たな気付きがあると思います。

 慶應SDMのシステムズアプローチにご興味のある方はふるってご参加ください。(技術的なバックグラウンドのある方向けのワークショップを2月3日(終日)、3月6日午後に予定しております。)

 

  • 日時:2013年1月13日(日)10時〜13時
     
  • 講師:西村秀和(SDM研究科教授)
           白坂成功(SDM研究科准教授)
    石橋金徳(SDM研究科講師(非常勤))
  • 場所:慶應義塾大学日吉キャンパス来往舎 大会議室
    会場までの略図は【こちら】
     
  • 対象:特に制限はありません
     
  • 定員:40名(締め切り1月7日。申し込み多数の場合は抽選)

宇宙関連情報: 世界初の宇宙ヨット JAXA「イカロス」、ギネス認定

2012-12-22 12:14:07 | 佐鳥新の教授&社長日記

【田中誠士】太陽光を帆に受けて進む宇宙航空研究開発機構(JAXA)の宇宙帆船「イカロス」が、世界初の宇宙ヨットとしてギネス世界記録に認定された。イカロスを撮影するための小型カメラを備えた副衛星2機も「世界最小の副衛星」に認められた。認定は11月26日付。

 イカロスは2010年5月、H2Aロケットで金星探査機「あかつき」と同時に打ち上げられた。髪の毛の太さの10分の1ほどの薄さの「ソーラーセイル」という帆(1辺14メートル)を広げ、太陽光の圧力を受けて進む。帆の一部には薄膜太陽電池があり、イオンエンジンを動かすハイブリッド推進も実現している。

 副衛星は直径6センチ、高さ6.7センチほどの円筒形。イカロスから宇宙空間に放出され、撮影した画像や映像をイカロスに送信し、役割を終えた。イカロスのデモンストレーションチーム長の森治さんは「『ソーラーセイル』は百年ほど前に考案されたが実現できていなかった。この分野では10年は日本に追いつけないとアピールできた」と話している。

写真

副衛星が撮影した宇宙帆船「イカロス」=2010年6月14日、宇宙航空研究開発機構提供

出典: http://www.asahi.com/special/space/TKY201212110326.html


また数学の復習を始めました

2012-12-20 07:00:00 | 佐鳥新の教授&社長日記

この数年間というもの暫く数学から離れていたが、時々夢の中で数学モデルを作ろうとするものの、途中で破綻するという夢を見ることがある。ひどいときには数学の試験問題を解けなかったという悪夢で目が覚めることもある。

これでは安眠もできないので、まずは微分幾何とファイバー束あたりの物理屋の数学は復習したておきたいと思った。

   


原発の活断層探しには本当に意味があるのか?

2012-12-20 06:15:27 | 佐鳥新の教授&社長日記

19日付東京新聞が報じたところによれば、敦賀原発、東通原発に続き、原子力規制委員会は六ヶ所村(青森県)の核燃料サイクル施設で断層調査をする方針を固めたという。

先の東日本大震災では日本の発電所(※原子炉)が大きな被害を受けたものの、それによる人災は起こらなかった。現実的を直視するならば、何万年もかかるような地下活動と10年単位の経済活動を同じ土俵で扱うのは如何なものかと思う。

私は現在北海道に住んでいるが、つい先日まで何も問題の無かった泊原発が政府の指導の停止されてしまった。電力が止まれば北海道民は凍死してしまうではないか。日本政府は無駄な調査をやめて直ちに原子炉を再開するべきである。


新しい地球型天体が発見されたようである

2012-12-19 23:11:12 | 佐鳥新の教授&社長日記

Nearby star is good candidate for Earth-like planets
by Staff Writers
Paris (AFP) Dec 19, 2012


Tau Ceti, one of our closest stars, is a good candidate for hosting an Earth-like planet, astronomers reported on Wednesday.

Located a relatively close 12 light years away, the Sun-like star has five planets that orbit it in a balmy zone which gives the best chance for nurturing life, they said.

One of the planets has a mass about five times that of the Earth, making it the smallest planet found so far in this vital zone, they said.

Around 800 exoplanets -- worlds orbiting stars other than our own -- have been spotted since 1995.

But none is a home from home. These planets are either uninhabitable gas giants or are big rocky worlds that swing so close to their star that they are literally roasted.

The quest is to find a rocky planet that is not only close to the mass of Earth but is also located in the so-called "Goldilocks zone".

This is an orbital distance from the star where temperature is neither too hot nor too cold, but just right to sustain liquid water, which is essential for life as we know it.

The Tau Ceti finding was made by astronomers from Australia, Britain, Chile and the United States, who applied a new technique to filter data from more than 6,000 observations.

By doing so, they believe they rooted out distorting signals, called "noise", that masked the existence of low-mass planets.

They applied the technique to light from Tau Ceti, where they determine it is not a lone star but in fact one with a planetary system, they said.

"This discovery is in keeping with our emerging view that virtually every star has planets, and that the galaxy must have many such potentially habitable Earth-sized planets," said Steve Vogt, a veteran exoplanet-hunter.

"We are now beginning to understand that Nature seems to overwhelmingly prefer systems that have multiple planets with orbits of less than one hundred days," he said in a press release published by Britain's University of Hertfordshire.

"This is quite unlike our own solar system where there is nothing with an orbit inside that of Mercury. So our solar system is, in some sense, a bit of a freak and not the most typical kind of system that Nature cooks up."

On October 17, European astronomers reported they had detected a planet with about the mass of Earth orbiting Alpha Centauri B, which is only 4.3 light years away.・・・・・

 

続き&出典

http://www.spacedaily.com/reports/Nearby_star_is_good_candidate_for_Earth-like_planets_study_999.html