飛び出せ! 北の宇宙基地

北の地である北海道で、人工衛星の開発などを行っている 北海道工業大学 佐鳥研究室の活動日記です。

今日のニュース150602

2015-06-02 06:29:53 | 佐鳥新の教授&社長日記

■初期の太陽系にそっくり、太陽系外「カイパーベルト」を発見

太陽系の「カイパーベルト」に似た塵のリングがケンタウルス座の太陽型星の周りに見つかった。リングの大きさをはじめ太陽系との類似点が複数あり、幼い頃の太陽系の姿に似ているかもしれないという。陽系の海王星軌道の外側にはエッジワース・カイパーベルト(以下、カイパーベルト)と呼ばれる円盤状領域があり、そこには主に氷でできた天体が多数存在する。氷天体は惑星形成の名残とも考えられており、カイパーベルトは若い頃の太陽系の素顔に迫る手がかりを与えてくれる。

http://www.astroarts.co.jp/news/2015/06/01hd115600/index-j.shtml

 

■小型ソーラーセイル実証機「IKAROS」、5回目の冬眠モードへ

小型ソーラー電力セイル実証機「IKAROS」は、冬眠モード明けの電波を2015年4月に受信してから、5月までデータを取得して状態確認を行ってきた。5月21日に探索を行ったところ、電波を受信できなかったことから、JAXAでは、予測どおり5回目の冬眠モードへ移行したと判断した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150601-00000040-rps-ind

 

■JAXAと気象庁、空港低層風情報システムを来年度実用化-後方乱気流の影響予測

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は1日、気象庁と共同研究を進めてきた「空港低層風情報(ALWIN)」システムについて、2016年度に同庁が実用化すると発表した。ALWINは航空機の離着陸を妨げる後方乱気流の影響に関して予測するとともに、着陸進入経路上の風情報を航空会社の運航支援者やパイロットに伝えるシステム。気象庁が成田空港などに設置した観測装置のデータをもとに、後方乱気流などの情報を事前に得ることによって、安全で高効率な航空機の運航に役立つと期待される。

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0720150602eaag.html