タイトル: NASA JPL、石油関連企業大手シェブロンと提携 宇宙探査技術の民間移転
シェブロンはNASAのJPL(ジェット推進研究所)と共同で、NASAがこれまでの深宇宙探査で培ってきた技術が石油や天然ガス生産への利用可能性を検討する。
シェブロンとしてはNASAが持っている宇宙ロボット技術を、石油掘削に検討したいとしている。現在の掘削は地下9kmまで達しており、極限環境での掘削技術を求めている。
また、NASAにとっても、長年の目標である宇宙プログラムで開発された技術の商業化の実現に弾みをつけたいとの思惑が一致したことが、協力体制の背景にある。
共同範囲は無制限が条件だが、シェブロンとしては、すでにロボット以外にも可能性のあるアイディアをいくつか確認している。例えば、深井戸の底に送り込むセンサーと電子機器、異なる地層から石油と天然ガスのパイプ輸送をコントロールするバルブ、等を挙げている。
出典:http://www.spaceref.co.jp/index.html