タイトル: パナソニック、宇宙の3D映像を公開へ
パナソニックは、スペースシャトルで撮影した宇宙の3D(立体)映像を、9月2日からドイツ・ベルリンで始まる国際家電見本市「IFA2011」で公開する。2Dにはない迫力や臨場感を持つ3Dの魅力を娯楽以外の分野でも強くアピール。3Dの活用を広げ、関連機器の収益増につなげる狙いだ。
米航空宇宙局(NASA)が7月に打ち上げた最後のスペースシャトル・アトランティスに、同社の二眼式3Dビデオカメラ「AG―3DA1」を提供。国際宇宙ステーションでの科学実験などが撮影された。
NASAから提供された映像は3分ほど。シャトルの打ち上げに始まり、船外の宇宙空間や船内の様子などが収められている。宇宙空間に浮かぶ国際宇宙ステーションが立体的に迫ってくる場面など、SF映画のワンシーンのような実写映像が楽しめる。
担当者は「迫力やその場の空気まで表現できる。娯楽にとどまらない3Dの効果を示したい」と意気込む。映像は今後もイベントなどで披露する予定だ。(木村和規)
出典:http://www.asahi.com/special/space/OSK201108300176.html