宇宙飛行士の山崎直子さんといえば、最近東大(中須賀研では?)で超小型衛星の研究をしていると聞いていましたが、昨日のWEBニュースによればJAXAを退職するそうです。
何年か前にご主人の山崎大地さんが私の研究室を訪れたときに、世界で一番ロケットに乗った回数の多いという小さな「ぬいぐるみ」を見せてもらった。今でも続けているのだろうか。
-----------------
宇宙航空研究開発機構(JAXA)を退職する宇宙飛行士の山崎直子さん(40)が31日、都内の宇宙機構東京事務所で記者会見を開いた。「熱意を持った人たちと働けたことがうれしく誇り」と、旧宇宙開発事業団に入ってからの15年間を振り返った。
山崎さんは「JAXAとしてはこれで終わりになりますが、今後、宇宙飛行が身近になるように、よりたくさんの人が宇宙にいけるようになって欲しい。そうなった暁には何度でも宇宙に行きたい」と述べた。
今年10月後半に第2子を出産する予定という。「しばらくは出産育児中心にしていきたい。宇宙と教育を軸にした活動をしていきたい」と話した。
山崎さんは、2001年9月に「JAXA宇宙飛行士」になった。06年2月には、日本人女性として初めてスペースシャトルのロボットアームの操作などを担当できる「ミッション・スペシャリスト」になった。
10年4月には日本人として最後にシャトルに搭乗し、国際宇宙ステーション(ISS)へ。帰国後は休職して母校の東京大で人工衛星関連の研究をしてきたという。宇宙に飛び立った日本人としては8人目、女性としては2人目。小学生の娘を持ち、「主夫」として妻を支えた夫の大地さん(38)も注目を集めた。
宇宙機構によると、退職で「JAXA宇宙飛行士」などの肩書を失うが、一般的な呼称の「宇宙飛行士」は今後も名乗り続けられるという。(松尾一郎)
出典: http://www.asahi.com/special/space/TKY201108310125.html