インド初の月無人探査機打ち上げ 有人宇宙飛行も計画
2008年10月22日10時49分
【ニューデリー=小暮哲夫】インド宇宙研究機関(ISRO)は22日、インド南部スリハリコタの宇宙センターから、同国初の月無人探査機「チャンドラヤーン(月の乗り物)1号」を国産ロケットで打ち上げた。月への探査機打ち上げは旧ソ連、米国、日本、欧州宇宙機関(ESA)、中国に次ぐ。
探査機は、米国航空宇宙局(NASA)、ESA、ブルガリアからの6機器を含む11の観測機器を搭載。11月8日に月上空100キロの軌道に入り、2年間、鉱物や水を探査する。打ち上げの総費用は38億6千万ルピー(約80億円)。
月へは昨年、日本と中国が無人探査機を打ち上げるなど、将来の資源利用や宇宙基地の設置をにらみ、各国間の探査競争が活発化している。
インドは11~12年にはロシアと共同で月面に探査車を着陸させる「チャンドラヤーン2号」の打ち上げを予定している。15年までに有人宇宙飛行も計画中だ。
出典: http://www.asahi.com/special/space/TKY200810220046.html
2008年10月22日10時49分
【ニューデリー=小暮哲夫】インド宇宙研究機関(ISRO)は22日、インド南部スリハリコタの宇宙センターから、同国初の月無人探査機「チャンドラヤーン(月の乗り物)1号」を国産ロケットで打ち上げた。月への探査機打ち上げは旧ソ連、米国、日本、欧州宇宙機関(ESA)、中国に次ぐ。
探査機は、米国航空宇宙局(NASA)、ESA、ブルガリアからの6機器を含む11の観測機器を搭載。11月8日に月上空100キロの軌道に入り、2年間、鉱物や水を探査する。打ち上げの総費用は38億6千万ルピー(約80億円)。
月へは昨年、日本と中国が無人探査機を打ち上げるなど、将来の資源利用や宇宙基地の設置をにらみ、各国間の探査競争が活発化している。
インドは11~12年にはロシアと共同で月面に探査車を着陸させる「チャンドラヤーン2号」の打ち上げを予定している。15年までに有人宇宙飛行も計画中だ。
出典: http://www.asahi.com/special/space/TKY200810220046.html