太陽系外惑星?とらえた カナダのチーム、直接撮影 2008年9月20日22時49分
トロント大の研究チームが撮影した「系外惑星」とみられる天体(左上)=ジェミニ天文台提供
太陽系外の惑星とみられる天体を、カナダ・トロント大のチームがハワイのジェミニ天文台の望遠鏡で撮影した。天体の質量は木星の約8倍で、温度は約1500度。地球から約500光年離れた恒星の周りを回っているとみられる。
天体と恒星との距離は、地球―太陽間の約330倍。この恒星系ができたのは約500万年前と考えられ、太陽系の46億年前よりずっと若い。
太陽以外の恒星を周回する「系外惑星」は恒星のわずかな揺らぎを観測する方法などで300以上見つかっているが、直接撮影した例はなかった。今回の天体が系外惑星と確認されれば、初めてその姿を直接とらえたことになる。(高山裕喜)
http://www.asahi.com/special/space/TKY200809200187.html
トロント大の研究チームが撮影した「系外惑星」とみられる天体(左上)=ジェミニ天文台提供
太陽系外の惑星とみられる天体を、カナダ・トロント大のチームがハワイのジェミニ天文台の望遠鏡で撮影した。天体の質量は木星の約8倍で、温度は約1500度。地球から約500光年離れた恒星の周りを回っているとみられる。
天体と恒星との距離は、地球―太陽間の約330倍。この恒星系ができたのは約500万年前と考えられ、太陽系の46億年前よりずっと若い。
太陽以外の恒星を周回する「系外惑星」は恒星のわずかな揺らぎを観測する方法などで300以上見つかっているが、直接撮影した例はなかった。今回の天体が系外惑星と確認されれば、初めてその姿を直接とらえたことになる。(高山裕喜)
http://www.asahi.com/special/space/TKY200809200187.html