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飛び出せ! 北の宇宙基地

北の地である北海道で、人工衛星の開発などを行っている 北海道工業大学 佐鳥研究室の活動日記です。

宇宙関連情報: 国際協調で有人宇宙探査を 政府提案受け宇宙機構理事長

2009-04-04 07:22:33 | 北海道衛星
国際協調で有人宇宙探査を 政府提案受け宇宙機構理事長

 宇宙航空研究開発機構の立川敬二理事長は19日の定例記者会見で、政府の宇宙開発戦略本部事務局が2025-30年に人間を月面に送るなどと提案したことに関して「議論を始めたことは、一歩前進かなと思う」とした一方で「日本独自でやるよりも、国際協調でやった方が効率よく早くできる」と話した。

 同事務局が言及していない有人用のロケット開発の是非については「『日本も研究開発を始める』としてもらいたい。そろそろいいタイミングなのでは」と述べた。

 また、有人開発を進める場合に、有人以外の計画を縮小する可能性があるかとの問いには「今やっていることは必要最小限なので、カットする気はない。有人(開発)をやるためにはお金も人も増やさなくては」と強調した。

URL:http://www.47news.jp/CN/200903/CN2009031901000793.html

宇宙関連情報: 「宇宙に国境なし、全人類のもの」北がミサイル発射正当化(北朝鮮情勢)

2009-04-01 08:19:35 | 北海道衛星
「宇宙に国境なし、全人類のもの」北がミサイル発射正当化(北朝鮮情勢)

 【ソウル=浅野好春】北朝鮮が「人工衛星打ち上げ」名目の弾道ミサイル発射を4月4~8日に行うと予告した問題に関連して、同国の朝鮮中央通信は18日、「宇宙進出の権利は世界のすべての国にある」と、ミサイル発射を改めて正当化する記事を伝えた。

 同通信は「世界各国で人類共通の財産である宇宙を平和利用する事業が活発に行われている」としてロシア、中国、欧州、インドなどの宇宙開発計画を列挙。また、ミサイル開発を北朝鮮と共同で進めている疑いをもたれるイランについても、「2月2日に初の国産衛星『オミド』を打ち上げ、現在は4個の新たな衛星を製作中で、2021年までに有人宇宙飛行を実現させる計画」と紹介した。

 その上で、同通信は「国境線や境界線、管轄権が存在しない無限大の宇宙は全人類のものだ」と強調した。

URL:http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090318-OYT1T01047.htm?from=navr

空中発射システムの本格検討始まる(2)

2009-03-28 13:14:08 | 北海道衛星
松浦晋也の「宇宙開発を読む」
空中発射システムの本格検討始まる(2)
“小さく産んで大きく育てる”工夫を

2009年2月26日

 前回、ロケットを航空機で1万m以上の高度まで運んで発射する空中発射システムの利点は、一般が想像するほどではないと書いた。では、空中発射システムの本質的な利点は何かというと、打ち上げの経路を柔軟に設定できることだ。様々な軌道傾斜角の軌道に、ロケットの打ち上げ能力を損なうことなく、衛星を投入することができる。

 この事実と、アメリカにおける「ペガサス」有翼ロケットの開発経緯を考え合わせると、日本が空中発射システム開発でとるべき戦略が見えてくる。

 前提条件は、航空自衛隊の機体を空中発射母機に使うということだ。これが無理ならば、空中発射システムの開発そのものを諦めたほうが良い。

 最初に開発する空中発射システムは、1kg~数十kg程度の超小型衛星を特定の軌道に投入することを目標とするのが現実的である。先だってH-IIAロケット15号機で小型衛星7機が打ち上げられた(「JAXA公募小型衛星打ち上げ、18年目の出発」を参照)ことからも分かるように、数kg程度の衛星の開発が日本を含む全世界で進んでいる。その次の段階として、特定の軌道に投入する必要のある衛星を目指すことになるので、その打ち上げ需要をすくい上げることができる。

 日本は、「SS-520」という2段式の観測用ロケットを保有している。SS-520に第3段を装備すれば18kgのペイロードを打ち上げるロケットになる。

 私は、空中発射システム開発の第一段階として、SS-520級の小型ロケットを3年で開発し、次の5年間で年間4機以上打ち上げ続けるのが良策と考える。大切なのは、このフェーズを「研究開発」と位置付けて、実運用やビジネスと関連させずに予算を国が出し続けることである。

 この経験の上に、より大きな空中発射システムを開発すれば、技術開発を円滑に進められるだろう。

空中発射ではドッグレッグ・ターンが不要になる
 まず「打ち上げの経路を柔軟に設定できる」ということを、もう少し詳しく説明しよう。

 地上打ち上げの場合、地形によってロケットを打ち上げる方向が制限される。例えばアメリカ東海岸のケネディ宇宙センターからは、軌道傾斜角が57度よりも大きな軌道には打ち上げを行うことができない。打ち上げ時の軌道の直下に陸地が来てしまい、事故時の安全確保が難しいためである。


ドッグレッグ・ターンの例、H-IIAロケット8号機が地球観測衛星「だいち(ALOS)」を打ち上げたときのもの(「平成17年度ロケット打上げ及び追跡管制計画書 陸域観測技術衛星(ALOS)  H-IIAロケット8号機(H-IIA・F8)」より)。種子島から打ち上げられたH-IIAロケットはいったん東に飛行して沖合に出てから南へと進路を変えている。これは打ち上げ時の安全を確保するための処置で、軌跡がイヌの足のように曲がっているのでドッグレッグ・ターンと呼ばれる。進路を曲げることによるエネルギー損失はかなり大きい。
[画像のクリックで拡大表示] 日本の種子島宇宙センターは、地球を南北に回る極軌道に打ち上げを行う場合、まずロケットを東に向けて発射し、陸地から離れたところで方向を南に向ける「ドッグレッグ・ターン」と呼ばれる打ち上げを行っている。直接南側に向けて打ち上げると、ケネディ宇宙センター同様、打ち上げ時の軌道が陸地の上を通過してしまうためだ。ドッグレッグ・ターンを行うと、打ち上げ能力で大きく損をする。H-IIAロケットは地球低軌道に10tのペイロードを打ち上げる能力があるが、ドッグレッグ・ターンの影響もあって、極軌道打ち上げ能力は4tに留まっている。

 一方、空中発射システムならば、ロケット発射を行う場所を柔軟に設定することができる。陸地の影響がない場所まで航空機で飛行していけばいいのだ。様々な軌道傾斜角の軌道に、ロケットの能力めいっぱいのペイロードに打ち上げることができる。

 ロケットの能力が十分ならば、ドッグレッグなどで対応できるものも、小型のロケットでは打ち上げ能力の損失が大きく影響することになる。このことと、航空機の積載量には限界があるということを考え合わせると、空中発射システムは、本質的に小型ロケットに向いていると言えるだろう。

http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20090226/135004/


宇宙関連情報: 2009-03-04 中国の09年国防費、6兆9000億円 14.9%増

2009-03-27 01:03:45 | 北海道衛星
2009-03-04 中国の09年国防費、6兆9000億円 14.9%増

中国政府は4日、2009年の国防費が前年実績比14.9%増の4806億8600万元(約6兆9000億円)となることを明らかにした。

 中国の09年の国防費は、前年から624億8200万元(約9000億円)増加。増加幅は前年の17.9%をわずかに下回った。

 日本、米国、およびその同盟国は長期にわたり、目的の不透明さから中国の軍事力拡大に対する懸念を表明している。

 これに対し、5日開幕する第11期全国人民代表大会(全人代=国会)第2回会議の李肇星(Li Zhaoxing)報道官は記者会見で、そのような懸念は見当違いだと述べ、中国の軍事力は国家主権と国家統一の保護という目的のためだけに使用され、いかなる国にも脅威を与えないと強調した。(AFP)

宇宙関連情報: 2009-03-05 英国国防省、軍事技術革新で小企業を呼び起こす

2009-03-26 01:42:45 | 北海道衛星
2009-03-05 英国国防省、軍事技術革新で小企業を呼び起こす

英国国防省は伝統的に、BAEシステムやEADSといった多国籍企業から技術を調達してきている。この度、長期的な技術要求を満足するために、小規模ながら革新的な技術を持っている企業向けに、Modが求めている技術を公開した。

小企業はMoDのウェブサイトから要求技術をいつでも参照することが出来、また常時提案をすることが出来る。

技術1:短距離偵察ロボット、技術2:長距離偵察ロボット、技術3:昆虫ロボット、技術4:ヘリコプター用着陸用レーダ、技術5:衝撃吸収防護服

宇宙関連情報: 2009-03-09 月にやさしくない衝突型探査機の功罪

2009-03-25 08:40:58 | 北海道衛星
2009-03-09 月にやさしくない衝突型探査機の功罪
 中国が3月1日に月周回探査機「嫦娥一号」を月面に衝突させ“着陸”を成功させた。その一方、NASAの科学者たちは氷が得られることを期待し、月の表面を粉々に砕く探査機を準備している。

 この探査機は4月に打ち上げられる予定で、科学の名の下に月を“いじめる”という数十年の伝統をさらに1歩進めるものだ。一部の専門家は、未来のことをもっと考えるべきだと警鐘を鳴らしている。

 月クレーター観測・検出衛星(Lunar Crater Observation and Sensing Satellite)、略して「LCROSS」(エルクロス)と呼ばれる月探査機は、月に直径30メートルの穴を開け、そこにあった物質220トンを飛び散らせる。

 こういった乱暴な衝突は珍しいことではない。月は1960年代以降に送り込まれた25機を超える着陸船や軌道衛星、探査車で既に散らかっている。しかし、世界中を巻き込んだ新たな宇宙開発競争が過熱している今、科学的な野心とそれが招き得る結果のバランスを取ろうという動きが拡大している。

「どのような科学研究でも、衝突すれば月面の一部が間違いなく破壊される。それは良いことではない」と、NASAで月の試料を管理するゲーリー・ロフグレン氏は言う。

 4月24日、乗用車ほどの大きさの衛星ルナー・リコナイサンス・オービタ(LRO)が打ち上げられ、8月上旬、オービタからLCROSSが月に向かって打ち込まれる。この瞬間、世界中の望遠鏡が月面から舞い上がる物質を待ち構えている。アマチュア天文家も裏庭の望遠鏡でほこりの雲を見られる可能性がある。

 NASAによると、LCROSSは月探査の未来の鍵を握るという。月に氷が存在することが確認されれば、月面基地に水を供給できる。最終的には、月を拠点に火星やその先に進むことができるかもしれない。

 月がゴミだらけになる懸念に関しては、「LCROSSは衝突時にほとんど蒸発してしまう」と、NASAの広報担当者グレイ・ホータルオマ氏は説明する。また、舞い上がるほこりの雲が汚染されないよう、燃料は衝突前に廃棄するという。

 月の試料を管理するロフグレン氏によると、これまで月に与えてきたダメージは、数十年にわたる月の研究からすればほんの小さな代償だという。また、「現時点で月にある探査機も月面のごく一部を占拠しているにすぎない」と、同氏は話す。さらに、流星は通常、秒速25キロくらいで衝突し、月面をめちゃくちゃに破壊する。人間が引き起こす衝突はたいていその10分の1ほどの速度だ。

「人間は月面を少し散らかすだけだ。物質を蒸発させることも、岩を溶かすこともない」とロフグレン氏は説明する。また、同氏によると、月には大気も風もないため、がれきが動き回ってほかの場所を汚染する心配もないという。「金属の破片が月面に残るだけだ」。(National Geographic News)

宇宙関連情報: 2009-03-10 初の月面工事はロボットにお任せ?

2009-03-24 07:39:55 | 北海道衛星
2009-03-10 初の月面工事はロボットにお任せ?
 この研究によると、遠隔操作できるロボット2台を使って月面の未開地を開拓すれば、6カ月足らずのうちに往還機の発着地を建設できる見込みがあるという。そうなれば、月面基地計画の初期段階において、人間自らが携わるよりも安全で格安な建設工事が実現する。

 NASAでは、2024年までに月面基地の全面的な運用開始を目指している。計画に立ちはだかる難関の1つが、基地建設の第1段階となる発着地の整備である。発着時に巻き上がる砂塵が、後に建設予定の居住区に対し悪影響を与えないように造成する必要があるためだ。

「NASAは、発着時の爆風で飛び散るがれきがほかの開発予定地に危険を及ぼす可能性を認識している。たしかにこれは問題だろう。われわれは解決方法を提案したが、選ぶのはNASAだ」とアストロボティック・テクノロジー社の社長であるデイビッド・ガンプ氏は語る。同社はカーネギーメロン大学の研究者らと協力して今回の研究を実施した。

 研究の結果、芝刈り機ほどのサイズで乗車も可能な、重さ150キロのロボット2台を使って作業した場合に、もっとも有効な建設結果が得られると分かった。2台のロボットはまず、荒れた月面の土壌をならし、発着地を取り囲む高さ2.6メートルの壁を構築する。ただし、この建設ロボットのプロトタイプの製造段階に進むには、建設予定地の第一候補とされる極地の土壌についてさらなる情報が必要だと研究チームはまとめている。

 ガンプ氏の見積りによれば、ロボット2台と運搬用の着陸船、地ならし用資材を含めた経費は、2~3億米ドル規模になるという。発着地の建設完了後には、ロボットを別の用途に利用できる可能性もある。「例えば、食糧や試料を運搬する際のけん引車両として、また月面探査車の不具合で立ち往生した宇宙飛行士たちの帰還用車両としても使える」と同氏は語っている。 (National Geographic News)

(編集者コメント:1988年代のブッシュお父さん大統領の時代に、月面基地構想が発表されていた。その時代にもいくつかのエンジニアリングベンチャー企業が提案していた。代表格なのがイーグル・エンジニアリングだった。提案内容には多くの土木工事ロボットが提案され、今回の案もすでに存在していた。結局20年前と発想はそれほど変わりようがないということだろう。宇宙開発は最先端の技術と言うよりは地球上で成熟した技術をおおく利用する。)


宇宙関連情報: 「2025~30年に有人の月探査を」日本独自の計画案

2009-03-23 07:37:15 | 北海道衛星
2009年3月6日20時58分

政府の宇宙開発戦略本部(本部長・麻生首相)の事務局は6日の専門調査会で、2020年ごろに日本独自でロボット技術による無人月探査を、25~30年ごろにロボットと宇宙飛行士が連携した有人月探査をする計画案を示した。今後、5月に策定する予定の「宇宙基本計画」に盛り込む内容を詰めていく。

 基本計画は、宇宙基本法にもとづく国家戦略と位置づけられる。どの程度盛り込むかは、有人宇宙活動にかかる巨額の費用や人命を危険にさらすリスクなどを踏まえて検討する。

 日本は飛行士の輸送は米国などに頼り、国際宇宙ステーションなどの場で有人宇宙活動を展開してきた。宇宙航空研究開発機構は、25年ごろまでに国際協力で有人月探査する構想を掲げている。しかし、政府は独自の有人宇宙計画について「当面持たないが、長期的には着手も視野に入れる」とのあいまいな方針をとっており、有人宇宙船や生命維持技術などの開発には着手していない。

 専門調査会委員の一人である元宇宙飛行士の毛利衛さんはこの日、無人月探査に日本の二足歩行ロボットを活用する私案を出した。(安田朋起)

http://www.asahi.com/special/space/TKY200903060326.html

宇宙関連情報: 宇宙空間で実験、「きぼう」完成へ NASAが公開2009年3月11日15時57分

2009-03-21 13:37:18 | 北海道衛星
【ケネディ宇宙センター(米フロリダ州)=田中康晴】6月に打ち上げられる日本の有人宇宙施設「きぼう」の船外実験施設が10日、米航空宇宙局(NASA)ケネディ宇宙センターで報道陣に公開された。

 11日夜(日本時間12日午前)にスペースシャトル・ディスカバリーで国際宇宙ステーション(ISS)に向かう若田光一飛行士(45)が、約3カ月間の宇宙長期滞在の最後の仕事としてとりつけ、きぼうを完成させる。説明役の星出彰彦飛行士(40)は「船外で実験できる設備をもつことは、日本にとっても大きな意味がある」と話した。

【ケネディ宇宙センター(米フロリダ州)=田中康晴】6月に打ち上げられる日本の有人宇宙施設「きぼう」の船外実験施設が10日、米航空宇宙局(NASA)ケネディ宇宙センターで報道陣に公開された。

 11日夜(日本時間12日午前)にスペースシャトル・ディスカバリーで国際宇宙ステーション(ISS)に向かう若田光一飛行士(45)が、約3カ月間の宇宙長期滞在の最後の仕事としてとりつけ、きぼうを完成させる。説明役の星出彰彦飛行士(40)は「船外で実験できる設備をもつことは、日本にとっても大きな意味がある」と話した。



宇宙関連情報: 宇宙ステーションのクルー、デブリ危機

2009-03-20 23:37:54 | 北海道衛星
Space station crew ride out debris cloud threat: NASA

File image of a Soyuz docked to the Space Station.
by Staff Writers
Washington (AFP) March 12, 2009
The crew of the International Space Station rode out a threat of collision with a debris cloud in a Soyuz space capsule Thursday in an unusually close encounter that highlighted the dangers of a growing junk pile in space.
"The debris threat to the International Space Station has passed," NASA said in a statement.

The scare arose when the three member crew learned too late to take evasive action of an approaching a debris cloud that exposed the space station to a risk of a potentially catastrophic collision.

NASA appeared most concerned about a piece of a satellite motor that was close enough that the space station would ordinarily undertake an evasive maneuver, NASA said.

Laura Rochon, a NASA spokeswoman at the Kennedy Space Center in Florida, had said the risk of collision was "very low."

"The piece itself is about one third of an inch and it's about 4.5 kilometers away," she said.

But Mike Fincke, the mission commander, Yuri Lonchakov, the number one flight engineer, and Sandy Magnus, the number two flight engineer, exited the space craft and battened themselves in the Soyuz spacecraft. Fincke and Magnus are Americans and Lonchakov is a Russian.

NASA said the move was a precaution in case the crew needed to detach from the space station, NASA said.

The all-clear was sounded at 12:45 pm EDT (1645 GMT) about ten minutes after the crew entered the capsule, the space agency said.

The US Strategic Command notified NASA of the debris field late Wednesday, but NASA said it was too late for flight controllers to coordinate a "debris avoidance" maneuver.

"Every once in a while, the crew has to do orbital debris avoidance maneuvers but this time they didn't do that because we have an upcoming launch possibly on Sunday and they need to stay at the same altitude," Rochon said.

The US Joint Space Operations Center tracks about 18,000 objects in orbit, so many that it has to decide which to follow most closely, like those that might fly by the International Space Station or manned space flights.

Experts estimate that there are more than 300,000 orbital objects measuring between one and 10 centimeters (0.4 and four inches) in diameter and "billions" of smaller pieces.

Traveling at speeds of up to thousands of miles an hour they pose a risk of catastrophic damage to spacecraft.

Last month, a spent Russian satellite collided with an Iridium communications satellite, showering more debris in an orbit 436 kilometers (270 miles) above the space station.

US military trackers failed to anticipate that collision, the first between two intact satellites, the Pentagon said at the time.

The worst debris clouds are in low Earth orbit (LEO), between 800 and 1,500 kilometers (500 and 950 miles) above the Earth, and in geostationary orbit, about 35,000 kilometers (22,000 miles) up.

In January 2007, China tested an anti-satellite weapon, destroying a disused Chinese weather satellite, the Fengyun-1C, creating the largest man-made debris field in history and put 2,378 fragments greater than five centimeters (two inches) in low Earth orbit.

http://www.spacemart.com/reports/Space_station_crew_ride_out_debris_cloud_threat_NASA_999.html