■太陽の光を反射して輝くタイタンの湖、NASAが画像公開
【AFP=時事】米航空宇宙局(NASA)は10月31日、土星探査機カッシーニ(Cassini)が近赤外線で観測したデータから作成した土星最大の衛星タイタン(Titan)のモザイク画像を公開した。画像の左上、11時の方向にある北極地域で、太陽光が湖の表面で観測方向にほぼ鏡面反射される「サングリント」という現象が起きているのが分かる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141102-00000019-jij_afp-sctch
■志賀原発で防災訓練始まる…ロボット遠隔操作も
原子力発電所の事故を想定した国の総合防災訓練が2日、石川県志賀町の北陸電力志賀原発で始まった。
原発に隣接する原子力技術研修センターでは、放射線量が高くて人が入れない場所でも作業できるロボットを遠隔操作して、がれきに見立てた障害物を乗り越え、アームを伸ばしてバルブを開ける訓練などが行われた。
http://www.yomiuri.co.jp/science/20141102-OYT1T50076.html?from=ytop_photo
■量子鍵の生成速度に原理的な限界-情通機構、量子暗号通信で新理論
情報通信研究機構は、米レイセオンBBNテクノロジーズ、米ルイジアナ州立大学と共同で、量子暗号通信(量子鍵配送)に関する新理論を作り、量子鍵の生成速度に原理的な限界があることを解明した。量子鍵配送プロトコルを改良することで、鍵生成のレートを10倍程度まで向上できる可能性があることを示した。
現在、実用化が進められている2地点間の量子鍵配送について、量子情報理論に基づく新しい理論を確立。この量子鍵配送の1パルス当たりの鍵生成レートの原理的な限界を世界で初めて明らかにし、量子鍵生成レートの伝送損失に対する指数的な減衰は、個々の量子鍵配送プロトコルによらない普遍的な原理であることを示した。
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0720141103eaad.html
■文科省・経産省、東北大のベンチャーキャピタル設立計画を認定
文部科学省と経済産業省は国立大学が独自のベンチャーキャピタル(VC)に出資する新事業で、東北大学のVC設立計画を認定した。9月の大阪大学、京都大学での認定に続くもの。東北大が強い材料分野でのベンチャー支援に焦点を当てる。
東北大が100%出資する計画のVC「東北大学ベンチャーパートナーズ」は、片平キャンパス(仙台市青葉区)に置く。代表は八浪(やなみ)哲二氏。取締役は八浪氏のほか、東北大から派遣する1人と社外取締役2人の計4人。投資案件を判断する支援・投資委員会は5人で構成。
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0720141103eaae.html
■次のシリコンバレーはアイオワ州に? IT企業が熱視線の理由は
(CNN) 米中西部アイオワ州の草原に、ハイテク企業の巨大データセンターが続々と建設されている。内部に格納されているのはサーバーなどウェブサービスの保守・運用を担う設備だ。
大手では既にマイクロソフトが4月、同州デモイン周辺に11億ドルを投じてデータセンターを建設する計画を発表しており、交流サイト(SNS)大手のフェイスブックも来年初めから、同州アルトゥーナで新たにデータセンターを稼働させる予定だ。さらに、検索大手のグーグルも、同州カウンシルブラフスに施設を所有している。
アイオワ経済開発局長のデビ・ダラム氏は、「データセンターについては、本当に良い提案ができた。マイクロソフトやグーグル、フェイスブックが来てくれれば、人々の注目も集まる」と胸を張る。
しかし、なぜアイオワ州なのか。
この背景には、安価で豊富な再生可能エネルギーがある。同州では電力価格が全米平均よりも20%近く安くなっているほか、風力発電の比重も大きい。
(以下、URL参照)
http://www.cnn.co.jp/business/35053906.html?tag=top;mainStory
■来年の宇宙旅行、実現に暗雲…既に700人予約
【ワシントン=中島達雄】墜落事故を起こした米ヴァージン・ギャラクティック社の宇宙船「スペースシップ2」はこれまで試験飛行を順調に重ね、俳優や歌手ら各界の著名人も相次いで搭乗を希望していた。既に約700人が予約しているが、今回の事故で、同社が目指す来年の宇宙旅行が実現するかどうか、不透明になってきた。
http://www.yomiuri.co.jp/science/20141102-OYT1T50011.html?from=yrank_ycont
■ノーベル賞中村教授、近い目標は「レーザーダイオード」
ノーベル物理学賞の受賞が決まった中村修二・米カリフォルニア大サンタバーバラ校教授(60)は29日、欧米メディアを対象に電話で会見をした。近い目標として、次世代の明かりである「レーザーダイオード」への関心を示した。
レーザーダイオードは、半導体の発光ダイオード(LED)で構成されたレーザー。「5年後までに成し遂げたい目標」を尋ねられた中村教授は、「レーザーダイオードは、近い将来の非常に効率的な明かりだ」と述べた。その上で「通常の自動車のヘッドライトは、100メートル先しか照らさないが、LEDは300メートルまで届く。だがレーザーダイオードは700メートル先まで照らすことが出来る」などと語った。
http://www.asahi.com/articles/ASGBZ2PZHGBZUHBI00L.html?iref=comtop_list_sci_n04