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うるしの杜の制作手帖

ものづくりの過程や日常の気付きをつむいでいきます

キジハタ

2023-10-05 11:39:36 | 釣り
 いつも通う堤防の端からジグを遠投している。夕方、5時を過ぎた頃、ジグの着底後のリフトで当たりがきた。重い。でもあまり動きが無く、何か引っ掛けたかなと思う。それでもリールを巻いていると首を振る。間違いない。慎重にテンションをかけながら引いてくる。深さもあり距離もある。気配を感じたのか?隣の人がこちらを気にしている。竿のしなりで分かるのでしょう。そして、やっと浮いてきました。
キジハタ、オレンジの斑点が見て取れる。
挙げてみると33cmの太い魚。このキジハタは人が釣るのは何度か見ましたが、自分で釣るのは初めてで、素直に嬉しい。
まだ、いるかもしれないと暗くなるまで投げ続けるも、1本のみ。
 中秋の名月は終わりました。しかしながら、海面近くの大きな赤い月が見送ってくれました。

釣れない時間

2023-09-03 20:36:39 | 釣り
 大きな橋脚の近くの堤防から40gのスロージグにサビキを付けて遠投する。ジグの着底を確認してリフトする。そしてフォールさせ底まで落とす。またリフトさせる。これを繰り返す。およそ12回程度行い岸に近づいたらジグを回収してまた投げる。運が良ければ竿先が小刻みに震える。これはおそらくアジかカマスでサビキに反応している。お土産にはいいが、狙いはジグに反応する大きな魚、その中でも本命はマゴチ。
しかし、昨年より通ってますが一度も姿を現しません。しかも8月中頃まで釣れていたアジも今はさっぱり釣れなくなりました。堤防も人がまばらです。場所を移動しながら1時間、日が傾き始めた頃でした。
3回ほどリフトをした次の瞬間、重い生命反応!ゆっくり頭を振りながら抵抗する。大きい!逸る心を押さえてゆっくり引いてくる。大丈夫しっかりかかっている?さすがに中々上がって来ない。そして、ようやく足元まで来て姿が見えた。大きい頭、茶褐色の斑、マゴチ!
しかし、水面で大きく頭を振った瞬間にフックアウト!言葉が見つからない。 
 私の好きな作家が釣りに言及した文を見つけました
沢木耕太郎さんの旅の窓から引用します。
釣りとは、長い長い「釣れない時間」に耐えることだろうから。

ねこまたぎ

2023-07-29 12:36:56 | 釣り
 釣りをしていても、釣りたくない魚がいることは確かです。
 まず筆頭はフグでしょう。これは議論の余地が有りません!
 そして次はエソでしょうか?もし他の釣り人に「エソを釣りました」と言ったら嫌な顔されるのは間違いありません。それは見た目が、書くのが嫌なくらいインパクトのある顔をしているからでしょう。私も蒲鉾の材料にしかならないと思っていました。しかし、今月釣ったエソは自己最大の39cmで良く引くので姿を見るまで本命のマゴチかと夢を持たせてくれました。また先月もエソを釣ったのですが、嫌なのが来たとフックを外すのを手こずっているとキジトラが一瞬で掠め取っていきました。猫には大好物の様です。
 ヒイラギも嫌われる魚です。まず10cm以下の大きさしかなく、トゲも有るので食べる気がせず自然に返すしか手は無いと思われます。これも私がヒイラギを釣った時の事です。そばに黒猫がいたので与えてみました。そうしたら猫としての義理を感じたのか?2度ほどクンクンした後、そのまま去っていきました。この行動は新鮮な発見でした。ねこまたぎとはまさにこの事でしょう🐈‍⬛

ハグロトンボ

2023-06-18 00:51:39 | 釣り
 今年のサクラマス釣行は終了しました。
河原で転倒したり、昔の釣り仲間と再会したり色々な事がありました。
釣果としてはシーバス3本、ヤマメ2本、大ナマズ2本、ウグイ1本そしてサクラマス1本でした。
いつも思うのですが、こんな割の合わない釣りは無いのではと思います。
以前、話をしたアングラーは
「なかなか釣れないしバラシも多いけど水面でギラッ!とするシルバーの姿を見るとやめられない」
と言ってました。分かる気がします。
私が釣る事の出来る魚の中で、その大きさ、美しさ、食味、全てにおいて最も価値のある魚だと思います。
しかし、釣れない!遊魚料が高い!2ヶ月半通っても1本も釣れない事が多い。釣り人は大抵釣果を自慢しますが、数ある釣りの中で、釣れない事が自慢出来るのは、サクラマス以外には無いのではと思います。愚痴はこれくらいにして。
 私が通っていた川の淵の大きな岩にいつもトンボがいました。調べたらハグロトンボと思われます。何時から見かけるようになったのか分かりませんが、最近は毎日会いました。その優雅に飛ぶ姿とメタリックなグリーンの腹部が綺麗で、小さな楽しみでした。釣行はしない今もあの淵の大きな岩に止まっているのでしょうか? 

大きな収穫

2023-06-11 00:42:48 | 釣り
それ程大きくない流れ込みの溜り。
上流からの一投目、いきなり竿が持っていかれる。頭を振りながら右、左と竿がのされドラグも鳴る。慌ててリールを巻きつつ耐える。急いで、ネットを用意。しかし距離は無い上に動きは早く重い個体が反転を繰り返す。落ち着け!と自分に言い聞かせる。そんなやり取りを暫く続けて、やっと動きが鈍ったと思ってネットを近づけても躱される。リールを巻きつつ距離を計りながら、何度も試してやっとネットに入れて引き上げる。
 しかし、私はとてもまともな精神状態と言えず、その後やる事がまるで覚束ない。なんとかストリンガーを用意して魚をセット。まだ他に居るかも知れないとキャストを再開するが気持ちは宙に浮いたまま。処理の確認等、無駄な動作ばかり繰り返している。程なく諦めて納竿。
 川のそばの、大きな大きな麦畑はもう収穫が終わっていました。私にも収穫がありました。大きな、そして最後かも知れないサクラマス。

FLEUR

PAYSAGE