さるみみ屋

夫サボさん、私さるみみと2000年生まれ長男コナンくん
2004年産次男エナリくんとの「人生楽ありゃ苦もあるさ」日記。

湊かなえはどうした?

2012-03-07 15:17:51 | さるみみ文庫2012
湊かなえの「境遇」を読んだ。
やっぱり一番最初に「告白」読んだから、その印象が強くてね。
ちょっと前に読んだ「贖罪」もなんか次々に異常者とか衝撃の事実!みたいのが
出てきすぎて飽きたかな、って感じだったんだけど
それ以上にこの「境遇」は既に「衝撃の事実!」みたいのが「衝撃」になってなくて
「もしかしてこれって犯人をこっちにミスリードさせるつもりかな?」
っていうのがちょっと見えすぎてる部分があったし、
全体に残念な感じだったかな。

これを予約した時点では、主人公が描いたという設定の「絵本」が
ついたハードカバーの方がすごい人数だったから
私は「絵本」がついていない方のハードカバーを予約したんだけど
市内のあちこちの図書館で購入してたからか、実際の予約順番よりも
なんか早く読めたな、って感じだった。

もちろん湊かなえの本自体、さくさく読める系なので
今回も読める人だと多分1日で読んでしまうってところで早かったのかな。

たぶん全然記憶に残らない作品だと思う。
あんまり量産せずにじっくり書いた方がいいような…
デビュー作をいつまでも越えられないのはちょっと悲しい。

ちなみに「少女」も図書館で予約中なんだけど
こっちも100人以上待ちなので、あと半年は読めないだろうな…
でもそれはそれでいいんだけど。

今年はまだハードラックを越える作品に出合えてないな~


懲りずに「第三弾」

2012-03-03 23:03:48 | Weblog
カーヴィダンスシリーズ。
1冊目のはちょっと難しかった。
結局2冊目のをずっとやってたんだけど、飽きてたのよね。
他に樫木先生のプチエクササイズが入ったiphone用アプリも
ダウンロードしてるんだけど、そっちは物足りなくて。

そんな中で第三弾が出たというので早速購入。
難しい動きもなく、テンポもゆるやかで、でも部分部分を意識してやると
結構きつかったりして。

おーし!またはりきって頑張るぞ!!

出産祝いのトレンド

2012-03-02 22:01:36 | Weblog
先日、大学時代の友人から赤ちゃんが生まれたとの知らせが届いた。
実は長いこと不妊治療をしていたようだったので、ことのほか嬉しそうだった。

彼女が検診のときに一緒にランチに行ったりしてたから
いろいろ話を聞いていたし、私も先輩面してアドバイスなどしてたんだけど
「生まれました~」ってメールと赤ちゃんの写真来たら
「かわいい~」ってちょっと懐かしくて嬉しくなっちゃった。

で、早速出産祝いを贈ろうとネットで物色してたんだけど、
今って「おむつケーキ」が人気なのね。

おむつがケーキみたいに二段重ねになっていて、タオルで周りを
ぐるりとコーティングしてあって、ぬいぐるみとかニギニギおもちゃとかが
一番上に載ってる、というもの。

エナリが生まれてから私の周りには出産した友達がいなかったので
トレンドが全然わからないのよね。
しかもこれまでって、出産祝い=ベビー服、みたいに思ってたから。

今回は様々あるショップの中から、楽天市場で「贈り物の館 カシタニ」さんで
「くまのがっこう」のおむつケーキをオーダー。
タオルには赤ちゃんの名前も刺繍してもらえてハッピー。
名入れサービスが無料だったのは嬉しかった。

友達から「届いたよ~」ってメールが来たんだけど
ジャッキーのかわいさを喜んでくれたのはもちろんのこと、
この名入れタオルを喜んでくれてた。

今ってこんな実用的でかわいいお祝いあるんだ~って
私が貰いたくなっちゃったけど、もちろんもう生みませんから(爆)

元気に育ってほしいものだわさ。

「共喰い」読破

2012-03-01 10:16:28 | さるみみ文庫2012
会見で話題になった田中慎弥。
サボさんにも影響を与えた彼の本を読んでみようと思って
早速図書館で予約したけど、すごい数。
で、本屋に行ってみたんだけど、在庫がない…ええええ???

ってことで、文芸春秋に「道化師の蝶」も全文掲載ってあったから
そっちを買ってみた。
ハードカバーの方は「共喰い」のほかにもう1本作品が入ってるんだけど
そっちはまあいいから…ってことで。

で、読んでみて。

うーん。

描写が嫌だ。そして出てくる人たちの救いのなさに辛くなり、
主人公の産みの母が父を殺すっていうそこまでの切羽詰まったものが
あまり感じられなかったのに、なんで殺したのか?っていうのもよくわからなかったし。

きっと女性が読むとすごーい嫌悪感になるんじゃないかな?

次は難解と言われる「道化師の蝶」だね。
読めるんだろうかね、そっちは。