さるみみ屋

夫サボさん、私さるみみと2000年生まれ長男コナンくん
2004年産次男エナリくんとの「人生楽ありゃ苦もあるさ」日記。

コナンの大学生活

2019-09-04 20:14:05 | Weblog
家を出てからもうすぐ半年。1年生の前期が終わろうとしているコナン。
GWに体調を崩して熱出して数日寝込んでいてつらそうだったけれど
ここに至るまでは本州の暑さやゲリラ豪雨、梅雨にも負けずに暮らしている。

寮で今一番仲がいいのはインド人らしく、去年来日して外語大で1年間
日本語を学んでからコナンの大学に入学したらしく、4年間一緒なんだと。
コミュニケーションとるのはもっぱら日本語で、コナンは英語のエッセイの宿題などは
彼に最終的に添削してもらってから提出しているとか、彼が日本語のエッセイの宿題が
出てるときは、コナンが添削してあげたりとかするらしい。
コナンの日本語力でいいのだろうか。

大学では北大のように学部が決まらない中で勉強する、というわけではなく
もう入学時に学部も学科も決まって入っているので、数学や物理が勉強のメイン。
それはもう嬉々として勉強している感じね。

第二外国語は入学前から決めていたスペイン語を履修していて
第二外国語あるあるな「男性名詞と女性名詞」みたいなところで困惑している。

教養科目的な感じで文系の科目を一つ二つ履修するんだけど
その中でもコナンの住んでいる街の歴史や産業、これからの課題などを学ぶという
文系学部の方々がメインで受講している科目も履修していたわけ。
その授業で講師の先生が市役所が開催するタウンミーティングへのお誘いをしたんだと。
まあコナンは特に用事もないし、そこに出たレポート書いたら加点されるかな、
と思ったようで、ふらりと出て都市の防災について自主的にレポートを出した模様。
そのタウンミーティングに出席していた人も老人が多かったようで、
若者が参加するための提案とか、都市の防災についても去年の胆振東部地震の
ブラックアウト体験を踏まえての提案もレポートに書いたという。
そしたら先生が、それを主催者に渡してくれて、市民の提言的な感じで受け止めてくれて
まあ、実現するにはいろんな問題があるから難しかったとは思うんだけど
若者が参加してくれたことに対して大学へ感謝のお手紙を送ってくれて
担当の先生もえらく感激したみたい。
で、コナンに先生からお礼のメールなども来るという大事件が!

コナンも加点あったらいいな、的な下心はあったわけだが、
それでも自分の思ったことを素直に書いて、それが褒められてうれしかったんだと思う。
先生からコナン宛に届いたメールをスクショして送ってきたのよね。

頑張ってるわ、思ったより。

バイトも某予備校で数学担当の個別指導の先生やり始めてて、数学は英語に比べて
先生の数が少ないようで、少しずつコマを持てるようになりつつある様子。
働くこと、教えることがとても楽しいらしいね。

理系学部の宿命ともいえるレポート提出もかなり大変のようで、
夜中の2時とかまでやってることも珍しくない様子で、いろんな意味で大学生だな、と。
休みの日には大好きな電車に乗って行ったことのない土地に出かけていたり
なんだかわかんないけど、枝豆ゆでてる写真をラインで送ってきたかと思えば
ずんだ餅作ってたらしくて、餅の上に緑色のずんだ餡みたいのが載ってたり。
料理が楽しくなったとかほざいてたりするのを見ても
ああ、家から出してよかったな、というのが私たちの感想。

やっぱり、エナリも経済的にはつらいと思うんだけど、
北海道から出ていくべきだな、と改めて思う。
北海道を一度出たうえでやっぱり北海道がいい、というのならわかるけど、
出てもいないのに「北海道が一番」とは言ってほしくないわね。

体に気を付けて大学生活を楽しんでほしいわさ。