ヨハネの福音書5:5-9
『そこに、三十八年もの間、病気にかかっている人がいた。
イエスは彼が伏せっているのを見、それがもう長い間のことなのを知って、彼に言われた。「よくなりたいか。」
病人は答えた。「主よ。私には、水がかき回されたとき、池の中に私を入れてくれる人がいません。行きかけると、もうほかの人が先に降りて行くのです。」
イエスは彼に言われた。「起きて、床を取り上げて歩きなさい。」
すると、その人はすぐに直って、床を取り上げて歩き出した。』
この病人は死の陰に座っている人でした。
その人の年齢は分かりませんが、38年間はとても長い年月です。
それまでやるべきことはすべてやったと思います。
また奇跡によって癒されることを思って池のところにいましたが、それも叶えられない夢のようなものでした。
それでも行く所がないので、そこから離れることも出来なかったと思います。
希望もないのに、希望があるかのように自分を見せていました。
賞味期限がとっくに過ぎたものを食べずにいつまでも置いてある状態でした。
彼を見つけたのはイエス様でした。
イエス様は通り過ぎることが出来ませんでした。
闇と絶望の中にいる人を助けるのは主が望むことだからです。
そして主は彼に奇跡を行いました。
病人にとっては天地がひっくり返るような奇跡でした。
どんなに嬉しかったでしょうか。
この方をあなたも信じませんか?
【関連聖句】
ヨハネの福音書5:39-40
『あなたがたは、聖書の中に永遠のいのちがあると思うので、聖書を調べています。その聖書が、わたしについて証言しているのです。
それなのに、あなたがたは、いのちを得るためにわたしのもとに来ようとはしません。』
【聖書通読】
-王が王国の律法を語る-
- マタイの福音書5:1-17
- マタイの福音書5:41-48
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