コロサイ1:29
『このために、私もまた、自分のうちに力強く働くキリストの力によって、労苦しながら奮闘しています。』
使徒パウロは主イエスに出会ってから、それまでとは全く違う荒野の人生を歩むようになりました。
それまでは何の苦労もなく、敷かれたレールをただ走るだけの安定した人生でした。
しかし主に出会ってからは、生活が一変しました。
温室から荒野の人生に変わりました。
逃げることも出来ますが、そうしませんでした。
荒野の人生を喜んで受け入れました。
受けた使命の道をひたすら走り続けました。
その道は険しい道で、開拓者として毎日が試練の連続でした。
ユダヤ人からのしつこい妨害が生涯続きました。
その中で激しい霊的戦いをしながら、寝る時間も惜しみながら福音を伝えました。
主の恵みに感謝し使命を大切にし、自分が主のために働くとは思わず、主が自分のために働いておられると思いながら労苦し、奮闘しました。
パウロは自分が力を尽くして働いていることを隠すことなく話しました。
それは主が願うことなので、他の人を励ますためにも労苦し奮闘していると伝えました。
またこのような思いもありました。
ピリピ2:16
『いのちのことばをしっかり握って、彼らの間で世の光として輝くためです。そうすれば、私は、自分の努力したことがむだではなく、苦労したこともむだでなかったことを、キリストの日に誇ることができます。』
狭い道を歩みながら奮闘していますか。
【関連聖句】
使徒の働き20:19-20
『私は謙遜の限りを尽くし、涙をもって、またユダヤ人の陰謀によりわが身にふりかかる数々の試練の中で、主に仕えました。
益になることは、少しもためらわず、あなたがたに知らせました。人々の前でも、家々でも、あなたがたを教え、』
【聖書通読】
-農夫ギデオン-
- 士師記6:1-16
- 士師記7:16-25
《 3分バイブルボイス 》