ヨハネの福音書1:26-27
『ヨハネは答えて言った。「私は水でバプテスマを授けているが、あなたがたの中に、あなたがたの知らない方が立っておられます。その方は私のあとから来られる方で、私はその方のくつのひもを解く値うちもありません。」』
人を妬んだり、比較したり、また非難したりするのは、自分と違う仕事をする人ではなく、同じか似たような仕事をする人です。
同じことをするので関心があります。妬みもあります。
イエス様が活躍し、多くの人々が従う姿をみて、妬みに燃えていたのは言うまでもなく宗教家たちでした。
ライバル出現と思って警戒し、自分たちの地位や立場を守るために激しい攻撃をしました。
しまいには殺意まで抱いて十字架につけて殺しました。
彼らは自分たちを過大評価して人々の上に君臨しました。
今もある人たちは自分を過大評価して、自分を再臨キリストと言って、自分を神にして人々を惑わし、惑わされた人たちから神様のような待遇を受けています。
しかしバプテスマのヨハネは自分が何者であるかに対してわきまえていました。
自分の立場を守ろうとしたのではなく、自分の役割が何かを知り、それを超えることはしませんでした。
自分を過大評価することも、過少評価することもなく、正しく評価していました。
そして自分の役割が終わったことも、バトンタッチする時が来たことも分かりました。
謙遜で潔い態度はイエス様からも高い評価を受けました。
人間として素晴らしい人でした。
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