ふぁ~むずの一歩 ~ 見えないものが見えてくる♪

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常念岳~蝶ヶ岳の山行日記~その2(登山編)

2010-08-14 06:50:04 | 日記
常念岳~蝶ヶ岳の山行日記~その2、いよいよ登山編です。 (その1、出発編はこちら。)
ちょっと長くなってしまったので写真だけでもサーと見ていってください。



今回の山行ルートです。

1日目(8/ 9): 一ノ沢 ~ 常念小屋(泊)
2日目(8/10): 常念小屋 ~ 常念岳(2857m) ~ 蝶ヶ岳三角点(2664m) ~ 蝶ヶ岳ヒュッテ(泊)
3日目(8/11): 蝶ヶ岳ヒュッテ ~ 三股
※山小屋のサイトへリンクをつけてます。こちらも覗いてみてくださいね。

このルートは初心者でも登りやすく、
常念岳~蝶ヶ岳を縦走する間ずっと槍・穂高連峰を展望できる人気ルートなのです。
ちなみに常念岳は百名山の1つなんですよ。これで百名山は16個目です。





それではいよいよ出発でーす!

と行きたいところですが、一ノ沢の駐車場でゴソゴソ準備をしていると、
おばさんが寄ってきて、「台風が来てるみたいだけど、天候は大丈夫かしら?」と聞いてきます。
こちらは、「えっ、台風!? 」 て感じです。
家を出る前の天候チェックでは大丈夫だったはずなのに。。
どうやらスポットで天候チェックをしていたため九州に来ていた台風に気付いてなかったんですねー。

まぁ、とりあえず登山口にある登山指導所で確認してみよう! ということで歩き始めます。
ちなみに、おばさんのパーティは帰っちゃいました。
隣りに駐車していたテント泊の若者パーティもご帰宅。 嫌な予感ですねー。。

駐車場から10分程で登山口に到着。指導所のおじちゃんが迎えてくれます。
ここで登山届を提出して、いよいよ登山開始でーす。
学生や家族連れのパーティがぞくぞくスタートしていくのを見て、天候の確認をすっかり忘れちゃいました。。

(6:54)登山口を後にして登山開始! うっそうとした森の中に入っていきます。


(7:14)「山の神」に到着。
こういう目印があるとつい休憩をとりたくなりますがまだ20分しか歩いてないので我慢して通過します。


森の中はヒンヤリしていて気持ちいいです。マイナスイオンがいっぱい出ている気がしますねー。
沢のせせらぎを聞きながら、ゆっくり登っていきます。水がめっちゃキレイです。


いろんな高山植物にも出会えます。ゆるやかな登りなので、まだまだ花を見る余裕あり。(笑)
高山植物って、こうやって下に向いて花が咲くのが多いですよね。可憐な姿ですねー。


(8:49)烏帽子沢を通過。
沢沿いのルートなので丸太の橋をいくつも渡っていきます。
慎重な嫁さんはへっぴり腰で進んでいきます。私も怖がりなのでへっぴり腰で続きます。


(9:29)笠原沢を通過。まだまだ余裕ありまーす。


少し標高が上がったせいか、植物が少しずつ変化しているような気がします。


(10:33)ようやく胸突八丁に到着。ここで30分ほどの休憩をとります。


胸突八丁というだけあって、ここから急な登りになります。
1.4kmの道のりで370mの高さを登ります。 正念場です!

さすがに体力を使いました。写真を1枚も撮ってないのにあとで気付きました。余裕なしっ!って感じです。


(12:15)ようやく今日の目的地である常念乗越に到着。


ガスがきつく、視界が20mほどしかないんですよー。
ここに常念小屋があるはずなんですが見当たらず、付近を捜索すること5分。
テントを張ってる兄ちゃんを発見。「小屋はどこ?」と聞くと「すぐ前にありますよ!」だって。
それでもまだ分からず、指さしてくれた方向をよーく見ると赤い屋根がうっすらと見えました。

ようやくゴールできたことの安堵感が一気に湧いてきます。ホッ。



さっそくビールを頂きます! 疲れた体に冷たいビールが沁み渡る~~! 最高!!


本当なら小屋から槍・穂高連峰が一望できるそうなんですが、ガスで全然見えません。残念。。 
明日の朝、晴れることを期待しましょう。


常念小屋での夕食です。美味しかったです。お腹が空いてると何でも美味しいです!(笑)


部屋はこんな感じ。大部屋ではなく6畳くらいの部屋がいくつもあります。
この部屋は定員12名って書いてありましたが、私たちを含め3組の夫婦で使います。


1組は東京から来られた50代くらいの夫婦で、なんと袴姿で登山されてました。
宮司さんなのか、修行僧なのか興味津々。聞いてみると、剣道の修行だそうです。
靴も登山靴ではなく、地下足袋だそうです。これが一番よいのだ、と言ってました。

もう1組は40代くらいの夫婦。奥さんが岸本加代子さんに似てました。
ご主人も誰か芸能人に似てそうな感じですが思いつきません。
こちらのご夫婦とは2日目、3日目とも同じルートで、ペースもほぼ同じで抜きつ抜かれつ。


私たち含め、みなさんお疲れのようで日没前に就寝。
疲れていたのでグッスリ寝れました。途中1度トイレに起きた時、
東京組の奥さんが寝言で、「もう、いやや」と何度も言ってました。。 
何が嫌なのだろうか。袴で登山するのが嫌なのだろうか。うん、きっとそうだ。。
そんなことを妄想しているうちにまた眠りにおちていきました。


ちょっと長くなってきたので2日目、3日目はその3へ続く。
さて槍・穂高連峰は見えるでしょうか。乞うご期待!


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Merrypapa)
2010-08-14 22:46:43
こんばんは~。
本格的な登山ですねえ。
高低差が千数百メートルありそうです。
その割に写真の人の服が軽装なのが気になりますが気のせいでしょうか?
ちなみに我家やよく行く温泉(正月もメリーと一緒に宿泊)が地図の左下に掲載されてます。

やっぱりお疲れ様子で、その3期待といったところですが、早くもその3がUPされてますね。
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☆Merrypapaさんへ (sanda_farm)
2010-08-15 22:07:13
こんばんはー。
服装は長袖・長ズボンが本当はいいのですが、1日目はまだ岩場とか危険なところがないのと、標高が低くて暑いので軽装にしてます。暑がりなもので。
でも、心配性なのでちゃんとザックには長袖・長ズボンのほか、フリース、防寒ウェア、レインウェアが入ってますよ。
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